北の方を走る国鉄型車両を中心にショーティーを集めています。今回はアコモ改善されて最後の活躍をしたキハ58・28のご紹介です。
●キハ58・28よねしろ
●発売:パート3(2003年)
●最近の入手難易度★★★☆☆
Bトレブラインドボックスの初期には、キハ58・28のカラーバリエーションだけで構成されたパートがあり、一度しか製品化されなかったものも多いです。今回のよねしろ(月山)カラーもその一つです。
運用範囲が広く需要が多かった(と勝手に思っている)東北地域色や新潟色、盛岡色、九州色などはなかなかにレア化していますが、今回のよねしろやたかやま、能登路などピンポイントでしか活躍していない塗色は、比較すると入手しやすい状況にも思えます。
Bトレ界ではよねしろ色と称されるこの車両ですが、個人的には急行月山の印象が強いです。
これは当時持っていた本にたまたま急行月山が紹介されていて、その一冊を穴が開くほど読み続けていただけのような気もします。当時はインターネットもなく、情報源は限られていました。当然実車は見たことがありません。
これらの列車は90年代前半には快速に格下げされていますので、この塗色の急行列車としての活躍は短いものだったのだと思います。このあたりは、急行として残った西のたかやま、砂丘あたりと異なるところです。
Bトレ製品では、かなり初期のものなので台車レリーフがなく、車輪にフランジもありません。
外観上の特徴としては、行先方向幕の増設がされており、子供心にずいぶん近代的なキハ58だなあと感じたものです。とりあえずシールで表現しました。
また、スノープラウは58と28で単線用、複線用が異なるようです。この単線用・複線用という呼び方ですが、複線用=向かいの線路側に雪を飛ばさない板状の形状で、単線用が見慣れた三角のものだと思っているのですが、そうすると485系や機関車など大部分は単線用を身に付けていることになり、???となります。もし理解が間違っていましたら、ご指摘ください。
月山用のアコモ改善車は、快速格下げ後に東北地域色になり三陸に転じたような話も読みました。陸羽西線でもこのアコモ改色と東北地域色の併結はよく見られたようです。グリーン系でなんとなく統一感がある編成に見えます。
JRに変わりたての頃を駆けた特別なキハ58をさまざまな編成で活躍させたいと思います。
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