いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ自作】シルフィードを作る5

前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/06/14/084500

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2両作った展望車の印象が合わず、窓の大きさや黒枠の太さなどを修正し続けること1週間、なんとか割と似た印象の2両が出来上がりました。と言ってもご覧の出来でちょっと限界も感じます。ABSが綺麗に出せる中級クラスの3Dプリンタがすごく欲しくなってきました。

それでも自作した車両は可愛いものです。以前修理したジャンクのカトー動力を仕込みます。動力は、連結器や台車レリーフが除去されてしまっていましたので再建します。

妻面も一応作りました。
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室内も少し表現します。
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古いカタログを見ると、シルフィードは青系の3列シートだったようです。

一応できました!
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同じ色のDE10 1701も作りたくなります。
ただ、DE10は新品も売っているものの全体的に高値で困ってしまいます。

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雪解けの越後路をゆくシルフィード

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DE10に牽かれてどこへでも出かけます。

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磐越西線あたりをゆく。

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新カヌ・元祖485系改造ジョイフルトレインシルフィード」。ショーティー車両の仲間入りです。

続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/08/02/200404

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【Bトレ自作】シルフィードを作る4

前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/06/06/111800

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残りの一両を作ります。

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格安の3DプリンタでヌルヌルのPLA材料で出力したパーツは、ガタガタで芯材としてしか使えません。上に瞬着パテを塗ってひたすらヤスリがけします。それでもゼロから材料を切り出すより楽です。たぶん。。。

これはもしかして一発でちゃんと整形できる優秀な光造形プリンタか、ABS材料を使える高級品を買えば、どんな車両も作り放題なのでしょうか。あとはモデリングの腕次第となりますが、今回のシルフィードのように特異な形状であれば、多少違ってもそれにしか見えない利点があると思います。

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プラ板を使いつつ、大まかな形を作ります。
表面の塗装などは何度でも修正すれば良いのですが、もともとの骨格の歪みは直すのが大変です。前回の中間車は全幅が大きすぎるという痛恨のミスでした。
今回はかなり慎重にやりましたが、それでも少し歪んでしまいました。

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パテとヤスリで整えて塗装します。
最初の一両は勢いで作れる面がありますが、同じものを2つ作ると、最初のものに似せる必要があり、いらぬ苦労があります。前より改善点があっても、それをしてしまうと前のものを修正しなくてはなりません。

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運転台窓は前面だけをロマンスカーのものを複製してレジンで作ります。おゆまるは便利です。

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展望窓を現物合わせで作ります。
まわりに太めの黒い枠をマジックで描き、これを調整することで造形の歪みを誤魔化します。

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木工ボンドで固定します。強度はないですが、扱いやすさがピカイチです。

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側面も作っていきます。

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2つの先頭車を並べてみると、おでこのRや窓の幅などの印象が異なってしまいました、、、。
塗装した上からスティックヤスリでガリガリ削り、できる限り修正します。

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少し似てきました。

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ヤスリがけして塗り直す作業を何度繰り返したか、、、。

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スカートをつけます。

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編成っぽくなってきました。

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やはり前面窓の印象が違いすぎるので、また剥がして直します。

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窓の枠側を黒く塗って、窓を大きく見せます。これでもう一両とのバランスを取ります。本当は2両目の方がうまく行ったのですが、一両目を直せないので、そちらに合わせるしかありません。

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窓枠は油性マジックで描いているので、シール剥がし液で綺麗にします。この薬品はオレンジのよい匂いの上に、瞬着の白化を消せたりするので便利です。

フルスクラッチのそもそもの形状の歪みを、窓枠側の黒色タッチアップと、ガラスパーツ側の外枠描きの太さでうまくバランスさせながら、なんとか誤魔化します。

あまり進んでいませんが続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/06/15/184822

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【Bトレ自作】シルフィードを作る3

前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/06/04/081614

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中間車を作ります。
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格安の3Dプリンタで作った側板は、そのままでは使い物にならないクオリティですので、瞬着パテを盛って修正します。

今回導入した新兵器が、ウェーブの瞬着硬化剤スプレーです。これまではタミヤの瓶入り硬化剤を使っていたのですが、早々にフタについたハケが取れてしまい、その跡に液滴をつけて垂らしていました。直接硬化前の瞬着パテに塗布すると、形が壊れるため、まわりに垂らして反応させるようにしているのですが、どうも端だけが盛り上がってしまったり、ムラになって硬化してしまったり使いにくい面がありました。

スプレーなら、パテに触れずに均一に固められるのではと考えました。

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感想は、、、

・白化して固まるほどではなく、程よく瞬着パテの色とヌルヌル感は残しつつも、しっかり硬化はしてくれるようです。
・ある程度しっかり吹き付ける必要があります。
・独特の匂いがあり、臭いです。田舎の部屋の匂い??なんとも言えない匂いです。部屋の中で吹くのはやめた方がよいです。

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先頭車だけでもそれっぽい写真を撮って楽しみます。
シルフィードはなかなか関東には上って来なかったので、高崎まで来た時に車庫の外からこんなアングルで撮ったのが唯一の出会いとなりました。

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↑追記:写真を発掘しました!

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箱型にします。

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屋根も自作しました。1ミリプラ板でパンタ部を、他はもう1枚重ねて、パテを盛ってRをつけました。

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サフ→グリーンマックス黄緑6号→下半身をタミヤのマットホワイト→上半身をグリーンマックス小田急アイボリー→紫の帯はマスキングしてからダイソーアクリル絵の具で調色して塗りました。

先頭車も改めて少し太めの紫帯にしたところ、地味な感じが緩和しました。

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屋根上の交直流機器は、ランボードや円柱、直方体の部品をランナーから切り出し、それっぽく配置しました。パンタ穴を空け、足を緑に塗って固定します。クーラーは何かのBトレから切り出しました。

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一旦できました!

先頭車とつないでみたところ、先頭車の全幅が微妙に足りず、中間車の全幅がオーバーしているため、非常にちぐはぐに、、、
やはり適当にフルスクラッチするとこういうことが起きてしまいます。

パテ仕上げまでした妻板をメリ!と剥がし、全幅を狭めて接着し直します。

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上の写真は妻板にひどい傷痕ができています。

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妻面については後で作るつもりでノッペラボウでしたので、おいおい修正します。
中間車の側面で目立つルーバーは、埋め込む技術がないので極薄のパーツを作るか、透明シールに黒い模様を印刷して貼ろうと思います。

続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/06/14/084500

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【Bトレ自作】シルフィードを作る2

前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/06/02/125109

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前回で3Dプリンタ製の芯材に瞬着パテを盛って大まかな形を作りました。
展望車と運転台窓はおゆまるレジン複製法を使おうとしたのですが、なかなか扱いが難しい面もあり使えたのは限定的な場所だけになりました。
塗装は失敗しましたのでやり直します。

グリーンマックスの黄緑6号スプレーを買ってきました。

緑色の帯を表現するのに試行錯誤しましたが、結局これが正解に思います。黄緑でありながら黄色と少し茶色味がある、国鉄らしい色です。

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帯を2ミリのマスキングテープで塞いで、グリーンマックス小田急アイボリー(クリーム10号)を吹きます。前回は西武アイボリーにしたところ、茶色くなりすぎました。

下半身をタミヤのマットホワイトで塗ります。この微妙な白の濃淡はもう少し強調したいような気もしますが、これでヨシとします。

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前面窓をつけてみてやる気を出します。

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紫色は、買ってきたタミヤのパープルのスプレーが全然濃くてダメでしたので調色します。
と言ってもエアブラシを使う技術がないので、ダイソーのアクリル絵の具の青、赤、白で、明るめの紫にします。
マスキングして筆塗りしましたが、細い帯なのでムラはあまり気にならないようです。

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展望室内はソファの色である青、窓枠形状の乱れは黒で誤魔化します。運転台内になるところは濃いグレーに塗っておきました。

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木工ボンドを窓枠内側に塗って、ガラスをテープで仮止めします。
この工法では強度が足りないのはわかっているのですが、木工ボンドの扱いやすさや透明性は他に代え難いものがあります。
ちなみに前面窓は、なにかのブリスターパッケージを現物合わせで切りました。本当はここをレジンで作りたかったのですが、断念しました。

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側面のガラスも作ります。黒い線はフリーハンドでマッキーで描きました。

適当なBトレ屋根からクーラーを移植し、プラ板でスカートを作り、前面ライトをプリンタ出力して貼ります。

この車両において、黒いスカートは思った以上に「らしさ」を醸し出す要素に思えました。

一両目ができました。
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いざ作ってみると太めの緑の帯にアクセントの紫というとてもシンプルな塗装です。

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↑塗装的にはこういうのを作っていた感覚からすると少し拍子抜けしてしまうところもあります。一方で造形はフルスクラッチするにはちょっと無理のある難しさでした、、、。
いつかNゲージのパノラマエクスプレスアルプスやフジサン特急を安く拾えたら作り直してしまうかも知れません。

続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/06/06/111800

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【Bトレ自作】シルフィードを作る

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ジョイフルトレインは一時期ほどの隆盛はないものの、東日本を中心に電車改造による列車が活躍中です。また、観光列車やクルーズトレインとして新たな発展を始めました。
機関車付け替えが必要な客車列車は敬遠され、電車や気動車をベースにしたものが増えていますが、ジョイフルトレイン全盛期の電車ベースのものといえば「ゆう」と「シルフィード」だと思います。

いずれも車体断面から作り直しとなるため既存の車両からの改造は難しいのですが、開き直ってフルスクラッチでやって見ようと思います。
「ゆう」か、「シルフィード」か、これは両数で楽そうな方を選ぶと、3連でオーケーなシルフィードとなります。この選択が吉と出るか、、、。

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まず格安3Dプリンタでパーツを作ります。格安のせいか、技術がないからか、一体成形することは出来ず、板ごとに大まかに作ります。またABS剤ではなく、比較的扱いが簡単なPLA材ですので切削や塗装なども非常に苦手です。また積層痕も出てしまいます。
ただ、前作ふれあいみちのくの展望室で試したように、これを芯材としてパテでコーティングする手法は割と使える気がしています。寸法が正確に出て、車体裾の絞り形状が表現できるだけでもだいぶ助かります。

上の写真は右側が図面を平面にして出力したもの、左側は5度傾けたものです。この格安プリンタの特性かも知れませんが、平面だと積層跡やはみ出しが目立ちます。

ふれあいみちのく↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/05/07/203415

3Dプリンタの話↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/02/10/225944

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プラ板やら、3Dプリント失敗箇所の補修などいろいろします。最初から細かいディテール表現はあきらめ、後加工前提で使うと気楽に使えます。

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切ったり貼ったり削ったりします。PLA材の3Dプリンタ製のところは削りにくいので骨組みとして考えます。

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屋根は何かきら移植しようと思いましたが、強度補強を兼ねてプラ板で作り、パテを盛って角のRを出すことにしました。

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今回これを買い足しました。
いろいろ使ってみましたが、このスティックヤスリの400、ソフトタイプ、細型が一番作業性が良いような気がします。

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意外にそれっぽく見えます。

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タミヤのパープルで塗ります。なかなか使わない色です。

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タミヤのライトグリーンで塗ります。タミヤでは近い色はこれしかなかったのですが、、、

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上半身をグリーンマックスの西武アイボリー、下半身を小田急アイボリーで塗ったところ、、、

大失敗です。

・紫はもっと薄くて青
・緑はもっとオリーブ系
・西武アイボリーは濃すぎ
・そもそも紫ラインの通る場所の解釈の間違い

やり直します。

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前回からの新技術である「おゆまるレジン複製法」でロマンスカーhiseの運転台を複製してみました。
これは前回のような厚みの制限のない妻板レリーフのような部品には良いのですが、立体を丸ごとコピーするのはレジンを注ぐ量などが市場に難しいです。大きめに作ってヤスリで整えるにしても、硬すぎてかなり大変です。
結局、運転台を前面の窓だけレジン複製し、他は手作りすることにしました。それでも運転台前面の窓枠やワイパーが表現できるだけでも便利です。

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塗装は、緑は山手線のウグイス色が近いと考え、グリーンマックスの黄緑6号スプレーを仕入れます。なぜ最初からこれを思い付かなかったのか、、、
紫ラインは、かなり薄い、青めの色となります。これは細いのでアクリルガッシュで調色を試みる予定です。

続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/06/04/081614


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【Bトレ改造】ユーロライナーの中間車

前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/03/31/003924

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だいぶ以前に作ったユーロライナーですが、純正製品のユーロピアとあわせて編成が組めてしまうことと、当鉄道的には少し守備範囲外の名古屋地区なのもあり、数量の制作で止まっていました。

上の記事の後に、全長が長すぎた展望車の再短縮や、個室中間車の一両増備などがあったのですが、未だ編成にはなっていません。

ユーロライナーは、短縮編成で飯田線紀勢本線に入線したり、ユーロピアとの片側展望車編成、シュプール、カートレインなど、様々な編成を楽しめます。が、カートレインなどは結局より難易度の高い特殊貨車の大量生産が必要になってしまいます。

フル編成の7連にするのはちょっと長すぎる気もしますが、紀勢線に入った時などの5連くらいにはまとめたいものです。
5連というのは、展望+個室+サロン+個室+展望です。

牽引機は、EF64DD51EF65-0、EF64-1000、ゴハチなど、どれも似合いそうです。

ユーロライナーの個室車は、オハネ14などと同じ断面の車体を新製したとなにかで読みました。サロンカーであるオロ12-703は屋根や車体断面がオハ12のままに見えます(自信なし)。

ユーロライナーは昔からトミックスの出来の良い製品があるのですが、当鉄道も国鉄末期同様の財政難ですので、なんとかBトレオハ12から作り出したいと思います。

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オロ12-703は、ざっくり言えばトイレ側のドアが業務用の引き戸になり、窓が多めに埋められただけに見えます。窓が拡大されているとしたらお手上げなのですが、ユニット窓の桟を削ったくらいでそれっぽく見えることを期待します。

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引き戸改造のために折戸を除去する作業ですが、、、これをうまくやる器用さがありません。いきなり壁にぶち当たりました。結局、一度側板を2分割せざるを得ませんでした。



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保留車となっていたサロ455のドアなどを埋め込めばよいかと軽く考えていましたが、幅が合いませんでした。

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485系のドアをもってきました。これは塗り分けがエラーの上沼垂色です。断面が合わないのはヤスリがけで合わせるつもりでしたが、、、ドア窓のサイズが全然違いました、、、。
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いきあたりばったりの工作で貴重な側板が無駄に。

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プラ板を切って自作してみましたが、ご覧の出来です。
透明板でドアを作って、窓をマスキングした方がまだマシと思っていると、ふと見つけたのは415-1500の残骸。

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戸袋窓あたりをドアに見立て、コルゲートを削って使いました。

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窓とトイレ窓を埋めます。

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サフを吹いて青20号を吹きましたが、ボコボコが目立ちます。。。。

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少し修正しました。

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マスキングして塗ります。
太い線は2ミリ幅、上の線は1ミリ、その他は0.5ミリにしました。本当はもう少し違うかも知れません。
白い色は、トミックス製品はクリーム10号に近く、Bトレ製品は水色に近いので全く合わないのですが、さすがにクリーム色は気が引けたのでタミヤのマットホワイトにしました。

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段差のところが吹き込んでしまいました。

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窓は出来るだけBトレ製品パーツを流用します。ユニット窓は400番ヤスリで平らにし、600、1000、2000で磨いて、出来るだけ透明にします。まだだいぶ曇ってしまっています。

引き戸改造の際に内壁に段差を作ってしまったために、これをうまく避けてガラスパーツをつける必要がありました。屋根の取り付けや床板取り付け時の車高合わせを楽にするために、切り落とした床板ツメの引っ掛かり部分も出来るだけ再建しました。

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組み立てます。

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再建した窓パーツも使いつつ、Bトレ黒ブロックで組み立てます。

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グリーン車マークを貼ります。窓がたくさん埋まった特徴は表現できたと思います。

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展望、個室、サロンが揃い、サマになってきました。まだ編成化のためにユーロピアに頼らねばなりません。

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ジョイフルトレイン仲間たちと。

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ダイソーの絵の具を爪楊枝の先につけて、塗装の吹き込みを少しタッチアップしました。

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最後の展望車は、Nゲージのジャンク品を短縮するしかありません。気長に探そうと思います。

※続きます↓ 
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/11/13/073712



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おゆまるとキハ85系錬成

おゆまるとレジンによるパーツの複製を試してみました。

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なぜかジャンク箱にあったキハ85のパーツです。この車両は出来も良く、なかなか中古で見られなくなりました。
側面パーツは製品についていたサービスパーツであるワイドドアのキハ84-200用だと思います。妻面がないのでレジンで錬成してみます。
※ひとつ側面が割れています、、、。下側の窓のハマりがキツくて、押し込みすぎて割ってしまったと思われます。今回、加工にあたり、側面下側のリブを切り落としました。

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おゆまるです。実にファンシーな佇まいです。

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色々な色が入っていました。

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熱湯を注ぎます。

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3分後くらいに取り出します。水を切って、意外にアツアツではなく丸められました。しばらくは柔らかいままのようです。

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こんな感じです。
他のものにくっついてしまうような悪さはしません。

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Bトレの妻面を押し付けました。

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ぴたりとはまって取れなくなりましたが、おゆまる自体をたわませて、取り出せました。

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買ってきたレジンです。

結構よいお値段です。100均のものと品質が違うのかは分かりません。

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裏側です。

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レジンを垂らします。匂いはほとんどなく、粘度は思ったりよりきなり高いです。細かいところに流れてくれません。気泡にも注意が必要です。

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紫外線ライトです。

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単三電池で光ります。

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硬化時間がよくわからないので5-10分くらい当てていたような気がします。

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触ってみたところ固まっていました。ほんのりベタベタするような感じもします。型から剥がす際に角が丸まってしまったりしたので、完全硬化していなかったのかも知れません。
ただ、1日後も薄い板状のパーツは少ししっとり柔らかい感じもしましたので、こんなものかも知れません。

しっかり紫外線を当てるとカリカリになって、ヤスリ切削ができるくらいになるでしょうか?ちょっと無理っぽい感触ではありました。

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初めてにしては十分すぎる出来です。

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サフの後にタミヤのアルミシルバーを吹いてみました。

特に塗装のノリが悪いという感じはしませんでした。
形を整えて、Gボンドで貼ってしまいます。

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できました。

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おゆまるは何かに張り付いてしまうということもなく、何回でも温めれば再利用出来そうな感じです。

これは楽しいです。
Bトレパーツで言えば、台車レリーフや妻面複製には便利そうです。
側面やお面は、、、ちょっと歪みなく作るのは難しいのかも知れません。

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