いまさらながらBトレにハマる

全盛期を過ぎてからのBトレインショーティーに出会い、ハマってしまった悲喜こもごもを綴ります。

3Dプリンタで鉄道模型を作りたい

最近手ごろな値段になってきた3Dプリンタですが、鉄道模型趣味の世界でも、これですごい作品を作られる方が増えてきました。
自分もダメ元でチャレンジすることにしました。
ネットでいろいろ調べるのですが、初心者向けの基礎知識の内容はあっても、具体的に機材の使い方や設計の仕方などを順を追って説明してくれるものは見つけられませんでした。

どこまで行けるか分かりませんが、失敗談を含めてここに書いて行きたいと思います。

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【目標】
鉄道模型のパーツを自分で作る。
・Bトレ改造用の顔や側面、屋根パーツ
・信号機や柵などの情景パーツ
・鉄橋などの構造物

【予算】
●5万円以下

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さて、調べ始めると、さまざまな疑問や不安が浮かんできます。

・値段による性能の違いは?
・安いと壊れる?
・音や臭いが気になる?
・原料のプラは高価?
・そもそもCADソフトは付いてくる?
・スティックのりが必要!?

まず、初心者向けサイトで共通で語られるのは、方式の違いです。大きく分けて2つあります。
●プラ材料を熱で溶かし射出して、少しずつ積層する方式
●液体のレジンを紫外線で少しずつ固めていく方式(光造形)

後者は、レジン製となり完成後の変形などが不安だったので前者にします。

前者には材料の違いで2種類あるようです。
●PLA材料(サトウキビ?などの植物由来)
●ABS(玩具などで広く使われるプラ)
その中間でPET-Gというのもあるようです。

鉄道模型のパーツを作り、ヤスリで表面を整えたり、塗装、接着するためにはABSが良いのですが、以下の難しさがあるようなのです。
●歪まずに成形するのが難しい
●プリントする所の気温やベッド(成形物ができていく台)を温めて続ける必要がある。このため、密閉型の筐体や、ヒート機能付きベッドが必要。

これは初心者には難易度が高そうです。しかも上記の理由で仕組みや装備が増えるために5万円を切るプリンタがなさそうです。
調べたところ上記のPET-Gという材料は鉄橋模型には良さそうなのですが、PLA用かABS用のどちらかのプリンタで使うもののようなので、追って試すことにします。
※2020/8/8追記
やはりPET-Gを使うには、ヒート機能付きベッドがないと難しいようです。。。。

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というわけでとにかく触ってみないと分からないので、出来るだけ安いものを買いました。

これです↓

なんと18000円を切る価格(今は変わっているようですが)です。
レビューを見ると、それなりに使えるという評が多いですが、当然ながら不安になることがたくさん書いてあります。ただ、前回のBトレ車載カメラの記事で怪しい中国メーカーの製品に耐性がつきましたので、気にせずポチります。

届きました!

2Lのペットボトルと比べても、手ごろなサイズです。「3Dプリンタ」の表記が潔いです。


箱を開けると青いPLA材料のフィラメントが入っています。また、スティックのり、USBケーブル、ニッパー、謎のUSBドングル?、電源ケーブルが入っています。
マイクロ(ミニ?)SDカードは1GBのものが本体に挿さっていました。



マニュアル的なものの日本語は割としっかりしています。


説明書に従って準備します。最初は輸送用のアーム固定材を外します。2つあるのですが、上側を外すのを忘れてしまいそうです。Amazonレビューの「5cm以上の高さでズレる」は、この外し忘れが原因と思われます。


白いチューブをつなぎます。ここを材料が通ります。最初に白い材料が入っており、これを後でセットした青い材料がトコロテン式に押し出すようです。


ベッドです。磁石で外せます。普通のプラ製です。



付属のフィラメントをセットします。


電源を入れます。


ボタンを押すと、なにか説明書と違う画面が出てきましたが、3つ目を選べばよいようです。


付属の SDカードに入ったデータが表示されます。gcodeという拡張子のファイルが、印刷データのようです。たくさんありますが、どれがどういう形か分かりません(SDカードの別のフォルダに入っている、という情報あり)。



付属のスティックのりをベッドに塗ります。どのくらい塗っていいか分からないので、適当に塗りました。

プリント開始!!


ヘッドの温度が上がっていきます。
規定の温度になると印刷を開始します。


しばらくして、糸状の成形がポロっと取れてしまいました!


大失敗です。

印刷中止を押しましたが、アームが元位置に戻ってくれず、なす術がありません。

諦めて電源オフ、違うものの印刷指令をしてアームが動いた瞬間に電源を切ります。

そしてノズルにグチャグチャに絡まったフィラメントを引きちぎります、、、。初日から壊しそうです。

今回の敗因は、ベッドへのスティックのりの範囲が足りずに端の方の成形が動いてしまったことにあるようです。

気を取り直して、ベッド全体にスティックのりを塗りたくります。

スタート!


今度は良さげです。

臭いはあまりありません。音も生活音に混ざれば、それほど大きいものではありません。


待つこと1時間半。このサイズと密度だと時間がかかります。



出来ました!

PLA材料は、ヤスリがけが出来ないほどに硬くて、パキ!ともろく割れてしまうという情報がありましたが、この洗濯バサミ状のものを開くくらいでは割れませんでした。ただし、弾性はあまりないので洗濯バサミとしては使えませんでした。

とりあえず初日でここまでできたので上出来です。

続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/02/11/115154

(次回予告の写真です↓)

〈この後の主な記事です〉
●格安3Dプリンタの数ヶ月後の姿の記事↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/05/26/221751

鶯谷駅モジュールの跨線橋を作りました↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/05/08/080649

上野駅モジュールの鉄桁量産に大活躍しました↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/04/14/090210

●ショーティのSLを作るためのモック作りや、台枠作りに活躍しました↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/03/05/213854

●ボディだけ格安で買ったオリエント急行の屋根などを作りました↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/02/15/190857

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