今回は当鉄道的に最新型車両のN化です。
●EF510-500北斗星色
●発売:2012年カシオペアBセット/2013年北斗星Bセット/2012年ホテルメッツ限定セット
●最近の入手難易度★★☆☆☆
EF210をベースに2001年から製造が開始された本形式ですが、2010年からはJR東日本仕様の500番代による「カシオペア」「北斗星」の牽引が始まっています。JR東のEF81老朽化による置き換え用で新製されたグループには青と銀色が存在します。2016年には「北斗星」「カシオペア」の廃止でJR貨物に売却されており、ブルトレ牽引機としての活躍期間はかなり短いです。
それではN化整備していきます。
今回、カトーのスカートassyを入手したのですが、大変緻密な解放テコとそのベース部分がついています。Bトレ側のお面パーツにも、解放テコ部のモールドがついておりダブります。
当然カトー側を活かしたいところですが、どちらも切除するには難儀しそうです。特にBトレ側のお面パーツは割れやすく、切除が難しそうです。
、、、と悩んでいたところ、カトー側の該当部は別パーツとして簡単に外れました、、、!
今回はBトレ側のディテールを活かして進めます。
Bトレのお面の裏のリブ穴を他の部分を割らないように切除します。
いつもBトレ機関車ブロックのお面裏のピンも活かしていますが、今回はごっそり切ってしまいました。
ボディを接着してしまうなら、この方が楽です。
側面ボディ板のピンは、中央以外は切除しました。
このカトースカートassyをお面に接着する工法は、牽引列車の全負荷がお面パーツにかかるため、走行中にお面が外れるリスクがあります。
他のN化機関車も、ピンの圧入だけに頼らず、そこの接着が必要かも知れません。
一旦スカートの磁石を外し、スカート上端に丁寧にハイパーカットソーで切れ目を入れてから、上部を切除しました。全部落としてしまうとお面や側面ボディとの糊代がなくなるので、側面側の板は残しました。
今回買ったスカートassyはカシオペア色用のものでしたが、かなりグレー成型色が濃いです。Bトレボディに合わせてニュートラルグレーで塗装しました。カプラーはカトーのナックルカプラーの銀色(長いタイプ)です。
実車の写真を見ると、Bトレお面下部(解放テコの出っ張りではないところ)とスカートはツライチ(というか連続)のようですので、先ほど糊代用に残したスカート側側面板の前部を削って、スカートが進行方向前側につくようにしました。これで一応ツライチになりました。
クイックヘッドマーク用の磁石は、お面の裏に直接接着しました。
いきなり完成写真です。
パンタ取り付け、ホース取り付け、碍子を緑にしました。
元のホイッスルのモールドは中央にあるので薄く切除し、右側に移設しました。
その切除跡に列車無線アンテナをつけました。
左側に穴を空けて信号炎管を取り付けました。本当は根元部分は青く塗装されているようです。
できました!
クイックヘッドマークは、裏側がテーパーになったEF510用が必要です。
この手のボディ形状のものはクイックヘッドマークは無理と思い込んでいました。もしかしたらEF66も可能なのかも知れませんので試してみたいです。
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