子供の頃にはずいぶんたくさんの列車の写真を撮りましたが、酷い写真が多いです。
まず、最悪なのは駅で停車中のものをいわゆるS式で撮っているだけなのに、フレームから顔がはみ出しているものです。当時、全くフレーム全体を確かめずにシャッターを切ったのでしょう。
次に、太陽の位置を全く考えてない写真たちです。おそらく順光という概念を持っていなかったと思われます。
いつしか一眼レフを譲り受け、アナログ露出計の針の位置を見ながら、線路に置きピン(ピント)をして、走行写真を撮るようになりました。
が、光線やピント、ブレのなさなど腕は上がらず、今、見直してもちゃんと見られるものはわずかです。
↑このあたりの写真は、自分的には最高レベルでよく撮れた写真です。この後、いろいろ厳しめのものが続きます。
これらを撮影したのは東北本線北浦和〜与野間で、俯瞰できる跨線橋と武蔵野線への連絡トンネルの出口がありました。
幼い頃はここに「ひばり」「とき」「あさま」がひっきりなしに走り、武蔵野線のトンネルからはEF15が飛び出してきました。
なかなか貴重な列車が続きます。シャッタースピード的にちゃんと止め切れてないのが悔やまれます。というか露出とピントもおかしいです。
さて、そんな場所なのですが、数十年ぶりにスマホを構えてみました。さすがにiPhoneだと跨線橋階段の途中から望遠で抜くことが出来ず、上目からの俯瞰となります。
途中まで気持ちよく晴れていたのですが、お目当ての185系通過直前で曇ってしまいました。やはり晴れと曇りで写真のパッキリ度が全然違います。
2023.4.23 185系臨時特急です。
これは武蔵野線からの浦和トンネルを飛び出す四季島です。この日は中央本線方面から武蔵野線経由で大宮(東大宮?)へ行き、スイッチバックで上野の13番線へと向かったようです。
トンネルの奥から少しずつ音が大きくなっていき、一気に列車が飛び出す感じは40年前と同じです。
これらの間に何回か5連のE257系が通過して行きました。651系が引退し、昔でいう新特急の系統はこの電車になりました。
そして四季島が戻ってきました。今度は太陽が当たってくれました。
シャンパンゴールドの車体が美しいです。
ここが今回撮影した周辺の風景です。
ちゃんとしたカメラとレンズがあれば、もう少しいろいろな切り取り方を楽しめそうです。
昔あった上野側の跨線橋はまるごと無くなったようです。
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