ジャカルタで少し電車を見る時間に恵まれました。
インドネシアの首都ジャカルタのコミュータートレインは、日本の車両のお古が譲渡されることで一気に冷房化が進んだようです。
主力は205系で、8連、10連、4連、そして8+4や貫通?の12連があるようです。
妙に長い違和感がありましたが、日本での205系は山手線の11連が最長と思われますので、それより長いです。
205系には、前面帯を赤く変えてKAIロゴを入れたものや、赤くロゴなしのもの、オレンジ帯のものなどがあります。
側面は赤白帯や、赤黄色帯、武蔵野線そっくりの3色帯などがありました(そのまま使っているのかと思いましたが、ドア部も帯があったり、塗り分け幅が少し違ったりするようです)。先頭車付近は側面にラッピング広告されているものが多かったです。
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なかなか珍しい205系の先頭同士の連結部です。
懐かしの車内や、6ドア車です。
ホームは全体的に低く、環状線では懐かしい国鉄の駅のようなムードでした。
なかなかの段差です。
ステップが階段状に設置されている駅もありました。
ホームには跨線橋もありますが、このようにホームに階段の切り欠きがあり、線路上を渡る形式が多いです。駅員さんがしっかり警備してます。
電車のドアがここを綺麗に避けて停車する、、、ということはありません。
駅でホームと反対側のドアが開いてビックリしました。昔上野駅で、サボを取り替えるために115系のホーム反対側ドアが開いていましたが、それ以来の光景です。しかも人が乗っています。
ただし、これにはちゃんとした理由がありました。
この列車は2面3線の駅の1番線に入り折り返しとなります。乗り継ぎ電車は2番線から出るため、ホームを島式の方に移る必要がありますが、跨線橋がなく、1番線はその電車が塞いでいます。
そこで、1番線到着電車のホーム反対側のドアを開け、2番線の線路に降りてからホームに移るのです。
編成の中央付近には、ホーム反対側ドアから線路に降りるためのステップがありましたが、編成の先にはそれがなく、いきなりなにもないところでドアが開く感じになります。
東京メトロ6000系・7000系です。
これは205系の次に多いですが、205系に比べると少数派です。
これの12連もあったように思います。他の編成から中間車を足したのでしょうか。
メトロ05系です。
ジャカルタ北部の港に近い乗換駅、カンパンバンダンです。
12時には一斉にお祈りが始まりました。
おそらくエアポートエクスプレスです。
環状線の6時方向の駅を始発として、9時方向の駅から西に分岐して、スカルノハッタ空港に向かうようです。
ジャカルタコタ駅です。ここが長距離列車のターミナルのようで、少し車庫と客車を見ました。
この頭端式ホームの駅は、かなり門司港駅に雰囲気が似ています。
ホームの高さはかなり低いです。
完全にステップもないホーム?もありました。みんなこの高さから飛び降りていました。
カンパンバンダン駅にて、ジャカルタコタ駅に向かう路線と環状線は立体交差していますが、環状線左回りからコタ駅に短絡するルートもありましたので、乗り間違いに注意です。
夜のホームで休む6000系です。
すれ違った長距離客車列車です。
路線図です。
環状線の真ん中を通る赤いラインの路線は、近代的な設備でした。上の写真の駅はほとんど京葉線のホームのようです。
保線の方々です。
全体的に電車はスピードを出してない感じでした。郊外に行くとスピードアップするようです。
このカードにチャージして改札を通ります。
乗り慣れた日本の電車が異国で大活躍しているのはとても嬉しく思います。Bトレの改造ネタとしても大変魅力的な光景でした。が、異国の風景のレイアウトを作るのはとても難しそうです。
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