いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ整備】EF81-81を作る

Bトレのシークレットには、単品で成立しやすい機関車が何度も選ばれています。特にレア感のあるお召し仕様はシクレに相応しい車種と言えるでしょう。

EF81、EF64-0はお召し仕様がシクレとしてラインナップされ、今ではほとんど入手できないものになっています。EF58-61はシークレットとして初出したものの、後に14系客車とのセット売りがされました。DD51のお召しはプレミアムバンダイ限定販売でした。

他、シークレットのみの機関車には、EF65レインボー、EF60やすらぎ、EF65-0ゆうゆうサロン2バージョン、EF61-200、EF67などがあり、実にコレクター泣かせです。

実車の世界では、ほとんどの機関車が過去のものとなりましたが、EF81-81は未だに往時の美しい姿で活躍しています。

シークレットに出会うのは難しいことと、貴重な製品を入手しても、結局N化などで手を入れてしまうため、普通のローズピンクの個体から作ることにしました。


種車は、いつかのポポンで確保しておいたEF81ローズピンクです。

この個体は、ピンクが濃いめ、前面Hゴムが黒で印刷済み、側面機器室の細窓Hゴムも黒、そこの中央縦の柱は銀で塗装されています。かなり美しいバージョンに見えますが、どのタイミングで発売されたものでしょうか。


とりあえず銀帯を入れてみました。太すぎました、、、。製品のピンクを活かすために、マスキングテープで隙間を作り、そこに銀を吹いたのですが、隙間に吹く方法はいつも太さがうまく管理できません。

別の個体の側面板でやり直そうかとも思いましたが、色入れ済みの前面と色味が合わず諦めました。


銀のマーカーをたぷたぷに出してその液体を爪楊枝の先につけて色入れしました。乗務員扉の手すりは元製品にも表現されていないので、省略しました。
ナンバーを慎重に貼り、トップコートを厚めに吹きました。


スカートは、いつも使うカトーのEF81assyが入手出来ず、似ているEF80のものを使いました。1箇所右側端のジャンパ栓が足りないため、プラ片を接着しておきました。
いつでも手に入ると思っていたスカートassyですが、見つけた時に買わなばならないことを痛感しました。


パンタを取り付け、内部ブロックを削り、タミヤミニ四駆ウエイトを貼り付けてから薄緑に塗りました。


出場です。
ナックルカプラー(銀)を使い、ホース類を表現しました。今回はジャンク箱に解放テコも発見したので取り付けました。


このお召しカラーが復活したのは2014年のことだそうです。JR東の機関車牽引列車も激減し、このお召し機も「カシオペア紀行」の先頭に立つ姿をよく見ることができます。


このカマのためにわざわざカトーのクイックヘッドマークカシオペア北斗星」を買ったのですが、EF510用だったので裏面磁石の縦方向にテーパーがついており使えませんでした、、、。


側面帯の太すぎる点は、だんだん見慣れてきました、、、。


最近の実車の写真を見ると、やたらピカピカに見えるので、模型的にはトップコートをやりすぎなくらい吹くことで他との差別化ができました。


北斗星です。


81号機は89年2月に赤1号単色となり、さらに更新により流れ星カラーになったのは90年代初めと思われます。お召しカラーの81号機が北斗星を牽く写真は、いくつか検索すると出てきます。


お召しカラーが復活した2014年は、まだ定期の北斗星が残っていました。牽引機はEF510になっていましたが、故障などでお召し81号機がピンチヒッターになったりはしなかったのでしょうか?おそらく検索にヒットしないので、そういうことはなかったのでしょう、、、。


お召し同士の並びです。撮影会で実現したこの並び、見てみたかったです。





高崎の旧客らしきものを牽く81号機です。このカラーは茶色の客車によく似合います。同じ暖色系だからでしょうか。




当鉄道のEF81です。この機関車自体はそれほどレアではないですが、程度の良い個体を選んでの整備が進んできました。
残りはヒサシ付き・赤色・双頭連結器の長岡のカマを整備したいです。



【記事の目次はこちらをご覧ください】
【Bトレ製品の索引はこちらをご覧ください】
【令和版Bトレインショーティー入門はこちらをご覧ください】