前回はかなり前のこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/01/01/103332
当ブログも4年目となる2022年の最初は、初心に戻ってこの車両です。
●583系特急型電車
●発売:セット売り(2012年)、キオスペ7(2012年)
●最近の入手難易度★☆☆☆☆
●581系特急型電車
●発売:セット売り(2011年)
●最近の入手難易度★★☆☆☆
583系特急型電車(きたぐに色)
●発売:セット売り(2011年)、プレミアムバンダイ限定
●最近の入手難易度★★★★☆
※キオスペ7(秋田車)の屋根は灰色成形色
※581系はモハネの窓配置などが583系と異なる
※きたぐに色はクハネ581と583が一両ずつ。サロネは妻板の組み合わせを小窓の白塗装で表現。
当鉄道ではJR化前後の北の方を走る国鉄型車両をBトレで集めています。そんな中でも583系は最も好きな車両です。
鉄道が好きになった原体験は、幼少の頃に連れて行ってもらった東北本線浦和〜大宮間の跨線橋です。
時代は東北新幹線開業前夜。
在来線の特急列車がひっきりなしに通過しました。
一番多かったのは、信州への「あさま」と上越への「とき」、東北への「ひばり」で、これらは多すぎてあまり嬉しくない列車でした。
他には「白山」「つばさ」「やまばと」「あいづ」「いなほ」「はくたか」「やまびこ」そして超レアネタの「新雪」などもやってきました。
そんな中でとりわけ期待が大きかったのは「はつかり」です。はつかりには「赤いとっきゅう」に加え「しんだいとっきゅう」が来る可能性があったのです。
583系のカッコよさは特別でした。485系と同じようでいて色が違うカッコよさは、当時のガンダムのシャア専用機やマクロスで刷り込まれていたのかも知れません。だいぶ後になってプラレールのL特急の赤い部分を青く塗りましたがなんだか似てないなあ、と思っていました。屋根の深さやクリーム色の違いを意識できるようになるのは、かなり後になってからでした。
一人で遠くまで行ける様になったころには、583系は「はくつる」「ゆうづる」のみになっており、簡単には乗れないものになっていました。昼間は東大宮に3本並んで昼寝していました。
黒磯まで行ける様になると715系の変わり果てた姿の中で寝台引き出しを試みたりしましたが無理でした。
初乗車は東日本パス的なものを使って新幹線乗り継ぎで盛岡から青森まで乗った「はつかり」でした。その後浅虫温泉で何本も583系を撮影しました。
時期的な前後関係は思い出せませんが、新疋田にも583系を撮りにいきました。
当時、まだ臨時の「雷鳥」にも使われていました。「きたぐに」は定期で現役、他にも「東北夏祭り号」「シャレー軽井沢」「シュプール蔵王」など、様々な列車に使われていたと思います。
大阪の583系は、機器室が広いクハネ581を連結しているのが好きでした。
先頭車がクハネ581の編成は581系なのか、それとも電動車の形式優先で583系と呼ぶのか、正直分かってないのですが、多分後者だと思って書いています。
水色になってしまった塗色はともかくとして、この白×青×金の西日本カラーはカッコ良いと思いました。
割と近年の話ですが、最後に残った583系が上野からいわきまで「ひたち」として走るイベントがありました。そして復路は「みちのく」のマークを掲げ、水戸線経由で青森へ向かったと記憶しています。撮り鉄からは遠く離れた身ではありましたが、この時ばかりはスマホを構えて水戸まで行ってしまいました。
↑水戸駅入線のシーンです。
583系を最後に見たのは、磐越西線の快速として使われ、会津若松に留置されていた姿でした。
昼夜問わず走り続け、痛みも激しかったと言われる583系ですが、最終的には485系のオリジナル仕様と同じくらいまで長く走り続けました。上野駅地平ホームは今ガラガラですので、14番、15番あたりにクハ481とクハネ583を並べて展示でもしてほしいところですが、叶わぬ夢となりました。
Bトレ583系は、昔のカトーNゲージ製品の造形そのままの印象とショーティーの手軽さで、自分を鉄道模型の世界に呼び戻してくれました。
今後もこの列車が映えるジオラマ風景を作っていきたいです。
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