雪景色の似合いそうな車両をショーティーで集めています。
●キハ58飯山色
●発売:ベスリピ2(2003年)
●最近の入手難易度★★★★☆
当鉄道的にはレアな部類の車両です。
キハ58はBトレ初期に様々なカラーバリエーションがアソート品としてリリースされました。
その多くが一度だけの収録だったもので、全国区の有名なカラーを中心に希少化しています。
東北びいきの当鉄道的主観も入れつつ、Bトレキハ58各カラーの印象は以下です。
●全国区の知名度と広い運用範囲で、価格が高止まりしているもの
→新潟色、九州色、東北色、盛岡色
●上記と同じカテゴリながら遭遇頻度が多少高いもの
→四国、九州急行色、広島各種
●人気、需要ともに安定しているもの
→たかやま、砂丘、みえ
●地域が狭くレアな割に価格が安めのもの
→弘前、うみねこ、よねしろ、能登路、新潟カーペット、姫路
●そもそも出会わないもの
→ちどり、修学旅行、大糸、高山、小浜、高岡シクレ、四国JT
そんな中で飯山色も今から18年前のアソートに一度だけ収録されたということで、かなりレアなのだと思いますが、需要のほどはそこそこという感じでしょうか。
運用としては長野駅に顔を出す以外は、ほとんど飯山線内で完結しているイメージで、上越線側も長岡などには顔を出さずに越後川口で折り返していた印象があります(自信なし)。
ですので模型的に共演させたくなる列車は、長野地区の各種という感じになります。新旧長野色の115、169、「あさま」や「しなの」といったところでしょうか。近隣の新潟色などと比べると、共演の幅はだいぶ狭く、需要も少なめなのかも知れません。
同じカラーの気動車として、キハ52の飯山色があります。これはキハ52新潟色とのセットですが、今でも新品が売っていることがあります。キハ52は好きなのですが地域色が活躍した晩年としてはだいぶ少数派になっていた感はあります。キハ40系や58系でセット販売してくれていれば、、、。
さて、今回の飯山色ですが、かなり模型映えするド派手な塗色です。青く印象的な屋根に、虹のライン?が回り込んでいます。
このラインですが、実車やBトレキハ52では屋根上で完全につながっていますが、モデルの屋上機器の関係か、このキハ58は肩のR部まででラインが途切れています。ただ過去の写真を見ると、このように途切れている個体もあったようで、その車番の特定をしたいところです。
また側面には大きな特徴となる「VOITURE AMITIE’(ヴワテュールアミニティエ)=友情の列車」が入りましたが、実車では後に省略されて検査出場したようです。Bトレでもキハ58用としてはこのロゴのシールは存在しなかったようです。キハ52には前面用も含めて専用のロゴシールがあるようですので、これを移植するのも良いかも知れません。
なお、実車では飯山線に盛岡色のままのキハ58が転入したり、飯山色のままで山形地区で活躍したりもしたようです。このあたりまで含めると、かなり遊びがいのある塗色となりそうです。
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