いまさらながらBトレにハマる

全盛期を過ぎてからのBトレインショーティーに出会い、ハマってしまった悲喜こもごもを綴ります。

Bトレ連接車LSEを安定して走らせる


当鉄道はJR化前後の東日本の国鉄型車両を中心に走らせています。私鉄には魅力的な車両が多くありますが、国鉄通勤電車群とあわせ、手を出さないようにしています。守備範囲が広がりすぎると財政が破綻してしまうからです。

しかし小田急ロマンスカーだけは、バラエティ豊かなラインナップやBトレ製品化率の高さや完成度から、その魅力に抗い難く、導入を解禁してしまっています。
いろいろ理屈を連ねていますが、要するにカッコいいのです。


そんな中でも真骨頂は、昨年惜しまれながら引退したロマンスカー7000形LSEです。
クラシックながら色褪せない塗色のセンスや、80年代生まれの各部のディテールは、国鉄特急電車黄金時代の車両に通ずるものを感じます。

LSEのBトレ製品ですが、複雑な連接車構造を見事にディフォルメしており、通常のN化パーツを使って走らせることが可能です。
しかし以下のような問題もあります。
1-動力が入るのが(一両分の室内スペースがあるのが)両先頭車のみで、バランスが悪くなる。
2-連接車の連結器構造に遊びがなく、勾配やカントの捻りに弱い。
3-連接車同士で荷重を支えがちなため、台車に車重がかからず脱線しやすくなる。
4-製品を素直に組んだ6連でも、カトー動力一両では動かしきれない。

当鉄道では試行錯誤の末、以下のセッティングで走行化していました。
●編成両端にカトー動力を配置、ウエイトを出来る限り搭載。
●編成中間の台車もカトートレーラー台車の連結器を切って取り付け
これは、調子の良い時はよいのですが、中間車を増やして8連化してからは、カント絡みで中間台車の脱線が多くなってしまいました。
また、勾配も登れません。また、連結器を失くした中間台車はその場でクルクルまわり、ポロポロ取れてしまいます。連接車は、車体を連結
させてからレールに載せるので、リレーラーを使っても大変です。

運転や扱い性が良くないと、好きな車両も走らせるのが億劫になってしまいます。意を決して整備することにしました。

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今回の整備の方針は以下です。
●動力は牽引力の高いバンダイ4軸動力を編成端に一両のみ入れ、基本的にはこれが牽引する向きに運転を限定する。
●連接車同士の各連結部に遊びを設け、勾配やカントに強くする。

まずは連結器のひねり方向への動きを妨げそうな部分を削ります。


連結器はC型のはめ込み部と、そのまわりの板状の部分があります。このうち後者を除去します。多少連結面の見た目が悪くなりますが、これでレール進行方向へのひねりに有利になるかも知れません。


↑ニッパーは、少し高いものを使うようになってから、作業性が格段に上がりました。


さらに残ったC型のはめ込み部の幅方向を狭くするように切ります。これでさらにひねり方向への動きが可能になります(たぶん)。


次にC型フックがはまる上側の屋根パーツと一体の部分を削りました。これで勾配方向のひねりの自由度を増やします。
ネイル用のリューターが大活躍です。1500円でこの便利さ。


次に屋根パーツの連結器の板が擦れる部分の両脇を削ります。これで、さらに車体のひねり方向の遊びを増やします。


トレーラー台車は上から楊枝を軽く指して接着します。これでポロポロ取れなくなります。またクルクル回らないようにストッパーを作ってシャーシ裏に貼り付けました。


LSEの走行を不安定にしている原因の1つがこの自作車両たちです。
同製品のオーナーの方はご存知かと思いますが、製品は3両セットで二箱組み立てても6連にしかなりません。しかし、側面も屋根もシャーシも余るので、窓ガラス兼用のパーツさえプラ板で代用すれば、もう一両作れてしまいます。
ただしこれがやりやすいのは、「両方に台車がついてない車両」だけで、横から見ると両方にC型フックが飛び出してTの字のように見えるものだけです。
自分はさらに余ったT字型のシャーシの片方のC型フックを切り取りシャーシと半円形のボディを継ぎ足してもう一両作っています。
これらはもう少し丁寧に組んで、走行中に悪さしないように努めました。


一応できました。

先頭車には4軸動力が入っています。逆進する時は推進運転となり不安定ですが、以前のプッシュプルよりはマシな気がします。


先頭車とそれに寄りかかるように連結される2両目です。


3-4両目です。このような構造になっているので、中間車にモーターを積めません。


5両目の台車がないT字状の側面の車両でフック方向を逆転させます。これを挟んで6両目以降を背中合わせに編成を組みます。この2両は余りパーツから作りました。


7-8両目です。展望車にはBトレの通常の床板が使えます(少し端をカットする必要があります)。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・
試運転をします。



当鉄道の波打つ手作りカントにも一応追従してくれますが、やはり推進運転時などに中間台車が脱線してしまいます。

そこでさらにミニ四駆用ウエイトを追加します。

展望室から見えようがお構いなしに、積めるだけ積みます。結局これが一番重要のようです。


ついに以前は無理だった、支線の急勾配と急カーブを推進で登るまでになりました。動力はバンダイ4軸動力を、接点グリスとミニ四駆ギア用グリスでチューンするいつもの方法により、パワーに余裕があります。



ついに終端駅に初入線できました。

動画はこちらです↓
https://youtu.be/4PhzNtM-8Uw

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・寄せ集めでロマンスカーの中間車を増やす
・【開封)小田急ロマンスカーHi-SE
・【Bトレ車両】小田急ロマンスカーHi-SE
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