いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【走行試験】ポケットライン新動力ユニット

これまで何回か記事にしましたが、ついにカトーのポケットライン新動力ユニットが発売となりました。
チビ凸電機や客車に仕込まれた形では既に発売済みでしたが、今回、動力ユニットのみの販売も始まりました。

バンダイの純正動力ユニットを始め、足回りなどのサプライ品の供給が非常に不安な中、これは嬉しいニュースです。

これがパッケージです。


品番は11-109が今回の新しい「チビ凸用動力ユニット」で、11-110が「チビ客車用動力ユニット」です。
前者はBトレの機関車にピッタリハマります。台枠側面にハシゴなどのモールドがあります。
後者はデッキ付きで台枠側面はフラットです。
加工して側面に台車のディテール表現などを貼り付けるならば、後者を選択するのもアリかと思います。ちなみに旧製品となる11-103と11-104は、在庫がなくなったかと思いきや、新型の発売直前にアキバのポポンには蔵出し在庫が大量に並んだりしていましたので、注意が必要です。

車体はブリスターに入っており、特に付属品はありません。

コアレスモーター、フライホイール、サスペンション搭載!と謳うカトーの自信作。早速、走らせてみると、、、
※「フライホイールは付いてません」と公式HPに書かれています。が、最初の公式宣伝動画には「フライホイール」と書かれており・・・どっちなんでしょうか?


めちゃめちゃスムーズです。

低速から安定し、パワーパックのボリュームをゼロにしても、5ミリ程惰性で走るので実感的ですし、ポイントや線路の汚れなどでのエンコのリスクも激減しています。

速度は実感的な中低速となり、ボリュームを上げていっても、ちびっ子がよくやる暴走レベルまでは行きません。大変落ち着きのあるリアルな感じでBトレにはピッタリです。新幹線車両などでブッ飛ばしたい時は、多少スピード不足かも知れません。

トミックスの常点灯対応パワーパックを使うと、停車状態のわずかなパルスでもモーターが反応し、微妙に動き出すことが稀にありますが、実用には気にならないレベルです。これはカトーのコアレスモーターのC12を改造した車両も同じ動きでした。

・【Bトレ改造】トーマスからC11を作る

それでは、当鉄道の機関車の標準であるカトーカプラーに換装していきます。

カプラーは旧製品と似たような構造で、カプラーポケットをボディ側にパチ!とハメます。アーノルドカプラーとバネ付きです。

ただし、、、

写真のようにカプラーの上側に挟まっている小片パーツがあります。これがないと、カプラー上側に隙間が空いてガタガタになります。

カトーカプラーに取り替えつつ、バネや小片パーツを元通りに付けようとしましたが、不器用すぎて無理でした、、、。小片のみ、両面テープで元の位置に固定しました。

さて、それでは牽引力試験です。

以下の条件で行いました。
・制作中のミニレイアウトのトミックスC140や177などで構成された変形小判型。ポイント多数。カントあり。勾配なし。
・転がり抵抗の少ない、カトーの小型車両用台車とカトーカプラーを取り付けたBトレ車両を牽引。

まずは12系6両編成。

スムーズです。

次に14系6両を増結した12両編成。

問題ありません。

次に寝台車3両を追加した15両編成。

問題ありません。
つまり、カトー台車の客車なら、九州ブルトレのフル編成を単機で牽けます。これは嬉しいです。

次に20両編成。

牽けますが、少し起動が苦しそうです。若干空転してる感じもあります。


しかし、適当なウェイトを載せたところ安定しました。さらに客車を増やし24両編成まで牽けたところで、このレイアウトの限界両数となりました。写真のウエイトでは、24両編成でかなり苦しそうになりました。

ということで、大満足の牽引力です。

動画はこちらです↓
https://youtu.be/2OM0y0Pq5Jw

今回、勾配の登坂力や、バンダイトレーラー台車の重い抵抗の客車を牽いた時については調べていませんが、7-8両を牽く程度なら、かなり余力がありそうです。

雑な実験ですが、レイアウトごと斜めにして3%の勾配を作ってみました。12両編成の客車をそのままでは空転して牽けず、オモリの追加でなんとか突破しました。上記の動画をご覧下さい。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・

ということで、ボディを取り付けてみます。


新性能ユニットに相応しく、新しい世代の機関車に取り付けようかと思っています。

ちなみにEF81に付けるとこうなります。

スカートまわり、スノープラウ、可能であれば台車レリーフを薄く作り、側面に貼りたいです。2軸なのはリアルさでは不利ですが、カトーのスカート&カプラーASSYを付けやすいのではないかと期待しています。



上の写真がバンダイ4軸動力やカトースカートASSYを付けたもの、下の写真がBトレ純正の下回りとの比較です。


電車のボディにはつきません。ただし加工すれば単機で15連を動かせるユニットになるかも知れません。また、動力パワーに余力があるのは、室内灯改造などをする際にも強い味方になりそうです。



このような素晴らしい商品を作っていただいたカトーに大感謝です!

続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/12/08/021100

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