水郡線の水戸〜郡山まで乗り通すことができました。
誰もが通る道?である「時刻表2万キロ」を読み、国鉄全線乗り潰しのノートなどを作っても結局挫折して今に至っています。
せめて関東甲信越くらいは制覇してみたいものですが、以下が残っています。
吾妻線、飯山線、弥彦線(吉田〜東三条)、米坂線、只見線、飯田線、そして今回の水郡線です。
もっとも、自分の好きな東北地方でさえ、本線筋以外は磐越西線、仙山線、左沢線、仙石線、田沢湖線、五能線(一部)しか乗れておらず、奥羽本線も羽前千歳〜大曲が残っています。
三陸も、東北横断路線のほとんども乗れていないテイタラクですが、新幹線ワープ+18きっぷを使って少しずつ乗り潰していきたいものです。
水郡線は、起点の水戸が比較的東京に近いため、いつでも乗れそうなイメージを持ってしまっていましたが、支線あり、乗り継ぎ悪し、県境越えの高難易度など、手が出にくく、この目的だけで1日を費やす必要があります。
久しぶりの水戸駅で列車見物します。鹿島臨海鉄道も、いまだ足を踏み入れたことのない路線です。
昔、カトーのカタログの巻末には特注品の案内ページがありました。そこには企業ノベルティとして名入れなどや特別な塗装をした車両が紹介されていたのですが、そこにこの鹿島臨海鉄道の車両があったのです。名入れや塗装変更ではなく、未発売品車種が金型も新規?で製作されている、、、というのに驚いた記憶があります。記憶はあいまいなので間違ってるかも知れません。
とにかくこの車両はそんな30年以上前から走っているのです。
車庫にはEF81-81が。
水郡線の表示には「団体」の文字がありました。なにかジョイフルトレインが、と思いましたが思い当たる列車はありません。
これは、途中駅で交換しましたが、なにかのツアーで、車内で日本酒が飲めるようなものだったようです。
列車の並びです。フレッシュひたちに見えるのは、なんと売店です。
3連列車はかなりの乗車率で出発しました。
分岐駅の上菅谷は必要最低限の配線という感じでした。水戸の都市圏を抜けるまでは結構住宅も多いです。
常陸大子です。
なんとここで後ろ2両を切り離し、ワンマンの単行運転になりました。
常陸大子周辺まで来ると、県境越え、川沿いのロックシェッド区間など、只見線や大糸北線のような風景も広がります。とてもダイナミックでした。
この手のローカル線は県内だけで完結する区間列車も多く、人の流動性が県を越えては起こりにくい表れなのかも知れません。例えば奥羽本線の福島発庭坂行き、信越本線が横川行きでも成立している点、磐越西線の新津発五泉行きなどがあると思います。
その点、常陸大子駅は福島県側にもしっかり接続されている感じがしました。
矢祭山駅です。吊り橋があります。
途中の西金駅までは、バラスト積み込みのDE10牽引のホッパー列車が走っていましたが、側線は撤去され始めたようでした。
常陸大子から福島県側に入ると、開けた田園地帯が続きます。急峻な茨城県側よりも人口は多そうな印象を受けました。磐城塙、磐城石川など、立派な駅も点在していました。
終着、郡山です。
郡山工場では、E657系がフレッシュひたち黄色塗装に変更されていました。
帰りの車内より。新白河〜黒磯間はE531が走るようになりました。以前は黒磯からは全くの別世界という感覚がありましたが、見知った電車が走ると、そこが日常の続きのようにも感じます。
今回、ついに水郡線の乗り通しを達成しましたが、常陸太田の支線が残ってしまいました。まあ、ここは乗りに行きやすい場所ですので、近いうちに乗り潰したいです。
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