当ブログで勝手にオススメしまくっているカトーのポケットライン新動力ですが、時々不調の個体が出てきます。無理な改造起因のこともありますが、もともとの製品でもメンテのポイントとなる要素がありそうです。
先日、珍しくポポンの貸しレという晴れ舞台に連れて行ったEF81なのですが、不調で、線路状態が少しでも悪いとカクカク、停止を繰り返していました。
下のカバーを外し、車輪を外してみたところ、車軸に埃が絡まっていました。
車軸受けの方の集電パーツですが、ここも切った綿棒の棒でほじくります。黒い汚れと埃が出てきました。
ポケットラインは2軸なので、このように車輪1つでも集電悪化すると、途端にダメになるのかも知れません。
タミヤの接点グリスを塗布して組み直しました。また、念のため、集電板がサスペンションと共にシーソー的動きをする支点部分にも接点グリスをつけておきました。
治りました!
これを踏まえると、改造組み込み時も下のカバーパーツは外せるようにしておいた方が良いかも知れません。
このEF81はこれまで全く不調のなかった当鉄道のエース機でしたので、他の車両にも起こりうるかも知れません。
ちなみに別途記事にしましたが、スペースの都合で上カバーを外して、モーターを接着した動力は、接着が甘いとフライホイール部がギアと噛まずに空転する不具合がありました。しかも、負荷が大きい時だけ発生します。これはギアの削れなど深刻なダメージが予想されます。この場合はフライホイール側を下に押し込んだ状態で瞬着+硬化剤でガチガチに固めました(押し込みすぎた状態で固定したので、かなり苦しそうな音をしていますが、、、)。
当鉄道的には2軸+嘘レリーフの姿はオーケーで、走行性能優先の方針です。
以前はバンダイ4軸駆動動力の安定化にいろいろ苦労して取り組みましたが、ポケットライン新動力の快適さに慣れるともう戻れません。
次の課題は新チビ客車動力を電車ボディに搭載する方法を確立して、7連に使っているカトーボギー動力2Mを1Mで代替の上、他の編成にモーターをまわしてN化率を上げることです。
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