前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2022/03/25/082149
このレイアウトの駅以外の部分のハイライトは、トンネルを抜けて大きくカーブする鉄橋部分です。
今回奥行きが狭いために両端で急カーブでターンする線路配置ですが、この鉄橋部分は他のところのカーブ半径を詰めてC317を一本入れることができました。C317はBトレ的にはかなりの大カーブになります。
この橋の下の部分は田舎の集落にしてそこを越える列車の風景にすることなども考えましたが、スペースが狭く、またフルサイズの民家を置くと橋の低さやスペース狭さが強調されてしまいます。
カーブの鉄橋と言えば、カトーから飯田線イメージの素晴らしいデッキガーター橋が発売されていますが、さすがにローカル風景すぎて、ブルトレなどが駆け抜けるには違和感があるような気がするので今回はやめました。また基本的にトミックスの道床付きファイントラックを使っていますので、途中でカトー製やフレキシブルレールに組み替えない限り、「鉄橋のレールの下が抜けている感じ」の表現が難しいです。
もともと今回は羽越本線などの幹線イメージということもあり、道床付きレールをそのまま使えるコンクリート製高架区間ということにしました。
そうなってくると、結局奥羽本線白沢〜陣場間のお立ち台のイメージしか浮かばず、それっぽく作ることにしました。
実は当鉄道のモジュールでこの場所のイメージで作るのは3回目です。今度こそ完成度を高めたいものです。
↑これは当鉄道のメインモジュールレイアウトの中のシラジン(白沢〜陣場)です。
初代はC140でカックンと曲がりイマイチだったのですが、この二代目ではC280を使い、カントもかけました。
初代よりだいぶ良くなっていますが、レールが複線なのでどうしても別モノの印象もありました。
このトミックスレールの下にまずは高架区間のベースを作ります。トミックスの高架線を加工することも考えましたが、ゼロから作った方が早いと判断しました。
買ったのはタミヤの2ミリ厚の「プラボード」です。スチレンとプラ板の中間くらいの硬さ、と説明にあります。
感覚的にはスチレンとプラ板の中間というより、かなりプラ板に近い硬さです。ただ、2ミリ厚ものプラ板をカッターで切断するのは大変ですが、これなら切ることができました。
このベースの裏側にスチレンで厚み構造を作り接着します。レールの下は厚く、レール脇の作業用通路はプラボードそのままの厚みにします。
リブ構造を作ります。
今回は鋼製のデッキガーター橋ではないので、割と幅広の構造としました。
ここにダイソーのアクリル絵の具を原液のまま塗りたくります。角の部分がパテ的に埋まってなんとなくコンクリート構造物っぽくなりました(テキトー工作ですが、、、)。
実際のシラジンとは形状が違いますが、カトーの円筒台形橋脚を使います。これは形状が素晴らしく、橋梁点検用の金属足場が表現されているのがとても良いです。
続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2022/04/05/213043
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