いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

上野駅モジュール改良工事1

以前、Bトレサイズで上野駅地平ホームの13-18番線を作りました。

※前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/05/03/223306

これはなかなか楽しく遊べるシロモノなのですが、もう少しクオリティをなんとかしたい感じではあります。

この上野駅モジュールは下の写真のような構造になっています。

まあ、、、紙工作の延長のような感じです。

いろいろ気になるところはあり、実物の上野駅のようにツギハギでどんどん直していくのが良いのですが、線形だけは一度壊さないと変えられません。

一番気になっているのは、『13番線が真っ直ぐなこと』です。上の写真の通り、モジュール接続部から入ってきた列車は、トミックス P140ポイントで不自然に曲がりつつ各番線に入るわけですが、そのまま直進すると13番線となります。


上野駅モジュールにとって13番線は命です。Nゲージでは、この特徴的な番線だけを作る方もいらっしゃいます。

13番線を出た夜行列車は、右に緩くカーブしながら外の世界に出ていく感じを再現したいのです。
よく見ると13番線の終点側も微妙にカーブしてます。ここまでやれるかは別途考えます、、、。


というわけで、当面上野駅地平ホームは運休となり、大工事スタートです。
全ての不自然すぎるカーブと接触に微妙な不安があるポイント類を撤去します。バラストがガチガチに食いついたベース板はMDFの表面ごと剥がしていきます。


新たな線路配置を考えます。
どうせやるなら13番線手前のクロッシングなどを表現すべきなのだと思いますが、スペースの都合もあり、以下のポイントで修正しました。

・モジュール入り口と13番線が一直線になってしまっているカッコ悪さを直し、13番線出口で右にカーブして出て行く感じを再現する。
・モジュール入り口から60度ものS字カーブをして18番線に至るおもちゃっぽさの緩和。
・18番線から顔を出す『ゆうづる』牽引機などが、少し左にカーブして待機する感じを再現。
・これまで7両ギリギリだった有効長の改善。
・トミックスポイントの接点圧を強めに曲げ直し、タミヤ接点グリス塗布。


新しい入り口のレールは、当然に以前のレールにはつながってくれません。C541-15やC243-15などの緩めのカーブレールとS72.5やS99、S33などの半端な長さのレールを駆使して、最後は無理矢理つないでいきます。どうしてもつながらない場所は、カトーのフレキシブル線路を使うことも考えましたが、トミックスのバリアブルレールでなんとかなりました。


今回、延長部のベース板のダイソーMDF板が入手できず、少し薄いMDFを使いました。その分をプラ板を敷いて嵩上げしました。配線用の溝は作っておきました。


形状は完璧ながら、明るさが不足して照明として全く役に立たなかった有機ELチューブで作った蛍光灯を撤去します。今回はもっと良い素材を使えそうです。







赤い特急、青い特急を置いてみます。
出口部分の線形に余裕ができ、ゆったりとしたカーブとなったので列車もより堂々として見えます。

本物の上野駅は各ホームが微妙にカーブしてたりするのですが、ここは修正できないので真っ直ぐのまま行きます。



集電向上剤LOCOを塗りたくった機関車を転がします。長い間使わなかったモジュールなので、やはりレールがダメになっている感じはします。なんとか復活させます。


トミックスのポイントをバラします。


試運転の際、しっかり切り替えないと先が通電しないポイントは、この接点が水平に近い状態に思えます(たぶん基盤側の接触要因の方が大事なのだとは思いますが)


接点の根本に力をかけるようにして上に起こしました。さらにタミヤの接点グリスを塗っておきました。
気休めかも知れませんが、、、。
とにかくレール固定後のポイント接触不良は恐怖なのです。

接点を起こすと、切り替わり抵抗が大きくなり電動ポイントには不向きかも知れませんが当鉄道は主導なので関係ありません(それほど抵抗は大きくなってない気もします)。

接点を起こして不安定になった分、最後の裏蓋の組み立てが難しくなります。ここは慎重に作業しました。


続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/01/12/235232


【記事の目次はこちらをご覧ください】
【Bトレ製品の索引はこちらをご覧ください】
【令和版Bトレインショーティー入門はこちらをご覧ください】
鉄道コム
↑ここをクリックして飛んでいただくと、より多くの方に見ていただけるようです。ご協力下さいませ。
にほんブログ村 鉄道ブログ Bトレインショーティーへ
にほんブログ村

鉄道模型ランキング