いままでなかなか手が出なかった山スカの70系が一両だけ格安で売っており、当鉄道に入線しました。
●70系横須賀色
●発売:パート10、西スペ1.3
●最近の入手難易度★★★☆☆
中古ではまず見かけない車両ですが、メルカリなどでは編成単位で出品されていることがあります。今回、クハ76偶数車が一両だけ入線したので、既存の車両とそれっぽい編成が組めないか考えます。
まず割と正確な編成として、横須賀線の横須賀〜久里浜で運転された、クハ76+クモハ43の2連というのがあったようです。※本当にクモハ43かは怪しいですが、自分は顔でしか判別できないので、「Bトレ製品化されてる平妻のあれ」程度の認識です。
実例があるというのは心強いですが、横須賀線末端区間だけだと共演列車も時代もだいぶ絞られてしまいます。
旧国は晩年の飯田線や身延線が有名ですが、1970年ごろまでは長野や松本を中心に、信越線、篠ノ井線、中央本線などでも走っていたようです。これだと共演する車両のイメージも広がります。
さて、このクハ76ですが実にカッコいいです。色のせいか、セミクロスのドア配置のせいか分かりませんが、王道80系の湘南色と同じ顔ながら、よりいぶし銀の魅力を感じます。
80系よりは雑多な混結の実績が多いようですが、やはり基本は中間車が同系列のモハ70などで統一されたようです。しかし、いろいろ調べていると、当時の長野地区では片側にクハ76、反対側に半流線形顔のクハ68という編成だったことを知りました。
以前の記事で、中古で見つけたグリーンマックスの半流線形先頭車を短くしたことを書きました。
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/09/17/000557
長野地区のクハ68は、これと同じ顔に見えます。たぶんマニアの方から見ると違うのでしょうが、自分には同じにしか見えません。
クモハとクハの違いはありますが、雰囲気重視で気にせず編成することにしました。
前面の貫通扉はクリーム色のようですので、塗り直します。グリーンマックスの西武アイボリーでだいたい同じ色になりました。
真ん中の車両はBトレ純正のクモハ43で、モハ70の代わりにします。。。
少しでも緻密な感じを出したく、運転席窓のデフロスタを印刷して、窓の裏から貼りました。黒の上に線を描いただけですが、透明プラ板窓の裏に貼ると、それっぽく見えました。
飯田線のクモハ53にはなく、長野のクハ68にはあるスノープラウは、どうするか悩ましいですが、つけました。
特にクハ76は窓が大きくて中身が丸見えなので、薄緑色の紙で仕切りをつけました。
渋いです。
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