いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ車両】グレードアップあずさ

JR化前後の国鉄型車両が好きです。今回は国鉄特急型の塗色変更の走り、グレードアップあずさ183系のご紹介です。

●183系グレードアップあずさ
●発売:キオスクスペシャルパート14
●最近の入手難易度★★★☆☆

この色は1987年に高速バスに対抗してグレードアップ改造が行われた「あずさ」用の183系に施されました。

あずさはその後の長野オリンピックに合わせた再度の塗色変更にて、115系や169系と同系統のパステル系となりました。
この115系、169系の新長野色は爽やかで好きなのですが、183系は白ベースに水色+薄紫色で、ちょっとファンシーすぎる感じがします。

この初代グレードアップ色は、濃い緑と赤のパッキリした印象で、なんとなく特急列車らしい勢いを感じます。そういえばこの時代の115系、169系初代長野色も、色づかいは同じでした。

Bトレの製品ですが、キオスク限定の最晩年の製品のため、いつでも中古屋にある印象を持っていましたが、最近見なくなりました。もうBトレに「そのうち余裕ができたら集めよう」は通用しないのかも知れません。

さて、この製品ラインナップですが、窓が拡大されたクハとモハのみでサロがありません。

この時代のグレードアップあずさは9連で、新宿方から1号車、4-9号車が指定席、6号車がグリーン車だったようです。
※グレードアップあずさは、後の新色や189系の復刻色の情報が混ざり、往年の編成を知るのがとても大変です。。。

指定席の4-9号車が大窓化され、特にサロは3列シート化された豪華なものでした。

正確に再現するには、クハは大窓・小窓を一両ずつ、モハユニットは大窓を2組、小窓を1組、サロは大窓というのが正しそうです。
新あずさ色や復刻塗装の時代には、モハユニットの繋ぎ方が異なる0番代や、パンタ撤去車、1000番代モハの中でも前期型・後期型、さらに先頭車改造車、189系あさまからの転入などがあり、なかなか全貌を把握できません、、、。

Bトレ製品の183系には、以下のラインナップがあります。
●183-1000、189系のクハ、モハ小窓、、、「あさまセット」「あまぎ(の絵)セット」「新あずさ色セット」
●183-1000、189系のクハ、モハ大窓、、、「あさまセット」「新あずさ色セット」
●183-0のクハ、モハ、、、「房総特急セット」
●小窓サロ、、、「あまぎ(の絵)セット」
●大窓サロ、、、「あさまセット」「新あずさセット」
※上記には実質485系である183-800系は入れてません。

とりあえず製品化されていないサロを作ろうと、たまたまポポンで見つけた国鉄色サロを塗ってみました。綺麗に塗れた!と喜びも束の間、、、


小窓でした、、、。
貴重な小窓のサロ183を無駄にしてしまいました、、、。

ふと隣を見ると、当鉄道の国鉄色183系編成に組み込まれていたサロ183が大窓に見えました。

先程あずさ色にしてしまったサロを再度国鉄色に戻して、こちらのサロをあずさ色にするしかないと、バラしてサフを吹いたところ、、、

こっちも小窓でした、、、。

以前の記事で赤2号を塗り直したりした際に、帯が太くなったようで、錯覚してしまいました。
※このあたりの記事です↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/05/04/183426

完全に注意力を欠いて、貴重な小窓サロを2両も無駄に、、、


改めて「あさま」色のサロを見ると、明らかに窓が大きいです。

側面パーツの裏側を見ると、「183B1」「183B2」と書いてあるのが大窓、「B3」「B4」が小窓です。

というわけで、製品版の綺麗な塗装をダメにし、もう一度同じ塗装を自力でやり直すという、意味のわからない作業を始めます。

小窓のサロを国鉄色に戻しますが、ここで大変だと分かっているのが、クリーム4号の色味です。


写真は右下がBトレ製品版の485(黄色い)、右上がBトレ製品版183房総特急(茶色いが、あまぎセットよりマシ)、左側の妻板右がグリーンマックス 鉄道スプレークリーム4号、妻板左がグリーンマックス朱色5号(キハタラコの色)を吹いてすぐにクリーム4号を薄めに吹いたもの、側面パーツがクレオスの黄かん色を吹いてすぐにクリーム4号を薄めに吹いたものです。
調色する技術がないので、市販のスプレーで無理やり色を近づけます。上記の中から、タラコ+クリーム4号の重ね塗りにしました。


まあ、こんなもんでしょうか。
窓の上側の帯幅をギリギリまで細くしたので、今度こそ小窓車サロの雰囲気を出せたように思います。

さて、本題のグレードアップあずさ色ですが、廃車置き場にあったボロボロの183系モハユニットを塗ることにします。

なぜか塗装がボロボロになっていました。

まず緑14号を吹き、マスキングしてクレオスのレッド、グリーンマックス のクリーム10号(小田急アイボリー)を吹きました。最後に下部にグリーンマックスのアイボリーB(西武アイボリー)を吹きました。
赤が少し濃い感じですが、クリーム色のツートン部分は、かなり製品版に近いように思います。


両先頭車が大窓なのは諦めるとして、モハユニットについては、製品版の大窓組と、塗り替えた小窓組が1組ずつ揃いました。

とりあえず6連で運転します。復刻M52編成のようです。






続きます↓ 
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/02/16/220142


【記事の目次はこちらをご覧ください】
【Bトレ製品の索引はこちらをご覧ください】

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