いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ車両】485系上沼垂色その2

※かなり前の前回記事はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2018/12/31/201250

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485系上沼垂色
●発売:
エクスプレスシリーズ(2003年)
電気釜:キオスペ3(2006年)
ボンネット:ベスリピ7(2008年)

●最近の入手難易度:
エクスプレスシリーズ★★☆☆☆
電気釜★★★★☆
ボンネット★★★☆☆

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ブルーの濃淡の美しい塗色で、「いなほ」「白鳥」「雷鳥」「北越」などで日本海縦貫線を駆け抜けた485系上沼垂色は、485系のカラーバリエーションの中でも一番好きです。

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快速ムーンライトで上京していた時期もあり、東京、大阪、北陸、信越、羽越、青森全てに顔を出したこの列車は、共演できる列車も多く、人気も高かったように思います。引退してからしばらく経ってきましたので、次第に若いファンからは過去のものになっていくのかも知れません。

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さて、知名度の割にBトレの供給が少なかったこの列車は、当鉄道のような後発ユーザー泣かせで、収集にはかなり苦労しました。
当初、エクスプレスシリーズの存在を知らず、古い方のクハ481を買ってしまったり、それほどレアではないボンネット編成を高値で買ってしまったり、実車では上沼垂色になっていなかったと思われるキノコクーラーのサロに飛びついてしまったり、、、。

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また、電気釜クハには、2灯の1500番代も選べたため、中古で好みのものを探す難易度はますます上がっています。

この上沼垂色ですが、電気釜とボンネットが片方ずつ連結された模型的に楽しい編成があったことも魅力です。

実際の編成を調べてみると、サロ入り9連の時代には、以下の組み合わせがあったようです。
・両端1500番代
・両端200番代貫通型
・1500番代+300番代
・1500番代+ボンネット
・200番代貫通型+ボンネット
・200番代貫通型+300番代
・200番代貫通型+1000番代

クロハ入りの6連では、
・両端1000番代または300番代

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という感じだったようです。
Bトレ的には、上沼垂色の200番代は製品化されていませんが、1000(300)番代、1500番代、ボンネットの組み合わせで作れる両端は、概ねどれも存在したようです。ただ、両端ボンネットというのを発見できませんでした。実際はどうだったのでしょうか?

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さて、ここで調べているうちに嫌なことに気づいてしまいました。
そもそも上沼垂色は「グレードアップ編成」であり、9連のうち6両は窓の拡大がされていたようなのです。晩年の6連は概ね普通窓車で構成されつつ、モハユニットに窓拡大車が入ったり、入らなかったりという感じのようです。

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Bトレ的には、183、189系は、あさまやあずさ用の窓拡大グレードアップ車がラインナップされていますが、485系にはそれがありません。

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今まで全く気づかずに満足して遊んでいたので、実際との差異を知ってしまうのも善し悪しです。。。ただ、そんなことを言い出すと、ボンネットのタイフォンの位置などいろいろ差異がありそうですので、気にせず遊ぶことにします。

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自分にとっての最後の485系乗車は、国鉄色特急「いなほ」の新潟〜村上となりました。といっても、18きっぷばかり使っていたので、485系乗車体験は、「雷鳥」「白鳥」「はつかり」「ひばり」くらいであまり多くなく、いつも外から眺める憧れの存在でした。

485系はずいぶん長く活躍しましたが、ついに終わりの時が来てしまいました。最後に見たのはおそらく新潟駅での「くびきの」、この上沼垂色だったと思います。

ほどよくリアル、ほどよく玩具のBトレは、手軽に憧れをタイムスリップさせてくれます。

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