いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ車両】コンテナ車とNゲージ化と走行台車F

Bトレのコンテナ車は、レア度と中古価格が一定より下がらない傾向があります。
コンテナに限らず、Bトレの貨物は全体的にN化が難しく、運転も敬遠しがちなのですが、改めてじっくり観察してみることにします。

●コキ(コキフ)50000、コキ25000.35000
●発売:パート9(2004)、EF66とのセット(2006)

●コキ104.106.107.110
●発売:パート16(2006)、他セット多数

●最近の入手難易度★★☆☆☆

コンテナ車のN化については、軽量すぎることによる脱線や、カプラーポケット上面と車体下面のクリアランスの無さなど、いろいろ語ることがあるのですが、まずはどのトレーラー台車を使うか、が悩みどころとなります。

貨物のN化のためには、バンダイより公式の「走行台車F(Fは貨物のことだと思われます)」がありますが、カトーの台車に比べて車軸の真ん中で保持する形式で走行抵抗が高く、安定性もイマイチです。よって、カトーの「小型車両用台車(通勤2)」を使いたいところですが、どういうわけか使えるものと使えないものがありました。


コンテナ車は、形式はいくつかラインナップされているものの、基本的には国鉄型のコキ50000グループと、JR型で魚腹部分に黄色いハンドルがモールドされたコキ104以降のものがあります。
調べてみると、後者について、初期製品と完全新規リニューアル金型の2種類が存在するようなのです。


まず「走行台車F」についてですが、写真の右下のものになります。右上が通常の「走行台車」、左上がカトーの「小型車両用台車」です。
「走行台車F」は「走行台車」に比べて、全長が短く、集電板が省略されています。


国鉄型のコキ50000には、問題なくカトーの台車が装着できます(ちょっとカプラーポケット上面と車体の干渉が気になりますが、、、)。


JR型のコキにカトーの台車をつけると、ハシゴが引っかかります。ハシゴがなくても、そもそもの取り付け穴が奥すぎて、いろいろ干渉するようです。


ただ、手持ちのコンテナ車をいろいろ観察すると、JR型にもカトーの台車がつくものがありました。真ん中がつく方で、下が付かないものです。よく見ると(よく見なくても)形が違います。モチーフは同じでも、ディフォルメ具合が違うのです。これが「リニューアル品」だと思われます。魚腹部分の横幅が広く、車体の中央部が肉抜きされておりリアルです。



比べると、リニューアル品は、台車取り付けピンの部分が出っ張っておらず、カトーの台車がうまく付きません。

バンダイ走行台車Fは、台車レリーフを付け替えられるのが、こだわり派の方には良いのでしょうが、レリーフが下側にズレやすいため、これも脱線の要因になりやすいです。




当鉄道では、コンテナ車の脱線事故が多く、コンテナ内にタミヤミニ四駆ウエイトの1g片を仕込んだりして調整しています。

まだ研究は続きます。






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