いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ車両】DD53

北の風景が似合う国鉄車両をBトレで集めています。今回はまさに北の鉄路の申し子、除雪車のご紹介です。

●DD53
●発売:セット売り(2008年) ・国鉄JR機関車
●最近の入手難易度★★★☆☆

まさにBトレ全盛期に近い、2008年の発売です。こんな車両まで製品化されるところに当時の勢いを感じます。周回遅れユーザーには、当時の隆盛を想像することしかできません。

Nゲージラッセル車と言えば、トミックスが昔から製品化しているDE15という印象があります。Bトレではあまり製品化されていない車種を狙ったのでしょうか。2006年ごろにはDD53牽引のばんえつ物語号も運転されたそうで、にわかに注目が集まっていた機関車なのかも知れません。

実車は3両のみが製造されましたが、あまりの除雪・投雪性能の強力さに、沿線の家が破壊されたという逸話があるそうです。雪が重い上越地区でさえ性能を持て余し、それ以上増備されることはなかったようです。箱型機関車部分は、DD51と同等の性能を持っており、夏は客車列車牽引にも使えたようですが、上記のばんえつ物語以外に実績はあったのでしょうか?

これまで当鉄道では長い期間、レイアウトの片隅を飾る置物になっていましたが、今回重い腰を上げてNゲージ走行化することにしました。

Bトレ動力各種も貴重になってきていますので、かねてから代替となる動力を探していますが、今回たまたまトミックスのCタイプディーゼルを入手しましたので、試してみることにします。


※写真はデッキなどを切り落としてしまった後です。

この機関車はギアの減速が素晴らしく、電圧を上げてもかなり低速で走ります。製造時期にもよるのでしょうが、この個体にはフライホイールが付いていて、少しだけ惰性走行もします。
30年前にカトーのフライホイール入りEF81の登場を見て憧れた人間としては、フライホイールがついているだけで感動してしまいます。


機関車のボディを黒いブロックを使わずに、瞬着で組み立てます。モーターの上に適当なスペーサーを付けてボディを両面テープで取り付けます。


片側はラッセル連結用にアーノルドカプラーを付けました。以前Bトレ台車から切り落としたカプラーポケットをそのまま台枠に接着しました。


反対側はカトーカプラーを付けました。


ラッセルは分解すると写真のようになっています。運転台あたりにウエイトを詰めるとカントで横転したため、脱線しやすい前輪近辺を中心に、釣り用の板鉛ウエイトをつけました。


できました。


この製品の売り?のクリーニングローラーですが、試行錯誤の結果、ティッシュに両面テープを貼って、何周分かをローラーに巻きつけて貼るのが良いようです。
ラッセルが脱線しない程度にティッシュがレールに触れる感じを目指します。
写真はカトーのユニクリーナーをつけてレイアウトを何十周かさせたものですが、一応黒いスラッジ汚れがローラーについています。クリーニングカーとして、一応実用性もあるのかも知れません。



12系を牽かせてイベント列車っぽくしてみました。
もともと夏季にはラッセルを外してDD51と共通運用できるということで、国鉄時代には、羽越本線の旧客普通列車や貨物列車などにも使われたようです。

、、、が、牽かせるものとしてはこのくらいでネタがつきました。

ラッセルは実用的ですが、なかなか当鉄道での運用の出番は少ないかも知れません、、、。

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