いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ改造】E6系こまちを作るその3

前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2022/07/17/071301


E6系こまちをBトレ化するにあたって、Nゲージはさすがにノーズが長過ぎ(値段も高すぎ)、Bトレ純正E5系をアレンジするとしてもちょっとノーズが短い感じがします。

そこで目をつけたのがプラレールアドバンスです。これはもともとショーティーな製品ですが、Bトレサイズくらいにすると実に愛らしいバランスになると個人的には思うのです。

しかし、プラレールアドバンスの走行化、しかも機器カバーで床下が覆われたE6系は、なかなかに難工事で、前回展望室をスクラッチで作った「江戸」の方が楽だったんじゃないかと思うほどになってきました、、、。




プラレールアドバンスE6系こまちは安価にジャンクを手に入れるのが意外に大変で、たまたまポポンなどに売っていたカトーの中間車ボディで増結しましたが、これが間違いでした。

プラレールアドバンスはサイズ感もディテールも程よく、当鉄道の緩いクオリティレベルにはちょうど良い感じで作っていたのですが、カトーの製品は出来が良すぎて、混結時の違和感が大きくなってしまいました。


以下の工作で雰囲気を合わせました。

●カトー製品をデチューンしたところ
・窓を黒く塗りつぶし(もったいない、、、)
・白い部分を他に合わせて塗装(もったいない、、、)
・下回りをプラレールアドバンスに合わせて板を追加して分厚く(もったいない、、、)

プラレールアドバンスをチューンナップしたところ
・白いプラ成形部の塗装
・パンタ車の屋根モールド除去、新製、パンタ取り付け
・行き先方向幕貼り付け




順番が前後しますが、最近入手した強い味方「ヤスリほう台2」で短縮加工しました。


プラレールアドバンスの方のボディにマスキングして、窓を黒く塗っています。

なお、ボディの白い部分は、アサヒペンの「グレーシルバー」を塗りました。



上の2枚の写真は、アドバンス側にグレーシルバーを塗り、カトーNゲージ側はそのまま縮めたものです。惜しいところですが、やはり全く同じ色というわけには行きませんでした。


もったいないですが、カトー製品の方も、ロゴやラインをマスキングして、グレーシルバーを塗りました。




ひどい手抜き下回りの製作風景です。
適当な台車を1軸ずつにバラして、シャーシのプラ板に接着。スペーサーを入れて車高を調整しました。


カプラーは、プラレールアドバンスのものを短縮して使い、足りない部分はBトレ機関車用のスカートの2つの大きな穴部分を切り出して使いました。

運転したところ、上の写真のように車体が大きくズレています。適当な自作ドローバーでの2軸台車は、推進時に連結器がズレてトレーラーのジャックナイフ現象っぽくなってしまいます。

これの対策は、推進ではなく牽引をすること、2軸台車に対するオーバーハングを減らす、ドローバーの稼働範囲を狭めるなどです。ただし可動範囲を減らすと急カーブポイントのS字などが通過できなくなりましたので痛し痒しです。


↑連結面がズレて、逆ドリフトみたいになってしまいました。


気を取り直して、プラレールアドバンスの屋根から除去した防音板?などを再建します。

この後、上記連結面ずれ、脱線、スリップなどの嵐で、地味な調整を続けました。

せっかく作ったものをバラして、、、なども繰り返し、なかなか大変な作業となりました。

ポイントとしては、2軸台車からのオーバーハングを減らすための台車付け直し、ウエイト搭載、カプラー調整、車高調整などなどなどです。


一旦できました!











カッコよく、かわいい新幹線ができました。

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