いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ改造】スーパーひたちを作る2

前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/10/19/120600

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カトー製651系の短縮、次はパンタありモハの作業をします。

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車体の縮め方はパンタなしモハと同じなのですが、屋根はどこを選び取るか悩ましいです。

パンタまわりの交直流機器が思った以上に多く、ごちゃごちゃした感じが実にカッコいいです。できれば全部残したいですが、そうすると60ミリの屋上が全部パンタまわりになってしまいます。

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悩んだ結果このようにしました。

屋根の両端は結構処理が面倒なので、製品の屋根の端っこをそのまま使います。

パンタ側は7ミリ程度、反対側は1ミリだけ使いました。

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こんな感じです。
屋根のつなぎ目を埋めたりはしてません(できません)。

さて、パンタ車へのモーター搭載ですが、カトーの小型車両用動力が品薄となっています。ただ、これは12月に再生産がかかるようです。

当鉄道的に最強動力の座に君臨しつつある、カトーポケットライン新動力を搭載してみようと思います。

電車タイプですので、チビ凸用ではなく、チビ客車用を使うのが本来の筋かも知れませんが、より床下の表現がシンプルなチビ電用動力を使います。

端部や連結器ピンを切り落とし、そこに短くしたモハのボディの妻面が乗るようにすると、若干高さが低いようでしたので薄板をかませて調整しました。

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この動力にはカプラーがありませんので、その取り付けが課題です。
C140のS字などを通過するには、結構なカプラー首振り幅が必要で、さらに連結相手はボギー台車限定となります。
写真のように、カトーの小型車両用台車のカプラーポケットを先頭車用に切り落としたものがありましたので、これをシャーシ裏に接着します。

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このように加工して、カプラーとシャーシの糊代を増やしましたが、これだと高さが低くなってしまいました。おそらくカプラー上側の構造も取り去り、直接シャーシに貼り付ける必要がありそうです。

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C140のS字を通過できました。
カプラーは少し上向きに取り付けて自然解放を防いでいます。

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動力ユニットの側面をヤスリでガリガリ削り、出来るだけ薄くしてから台車レリーフを貼り付けます。それでもやはり少しガニ股にはなってしまいます。

ポケットライン新動力は、下回り側面の成形物板が車輪と集電板の接点確保に役割を果たしているため、今回のように無闇に削ることで少し集電が怪しくなってしまう感があります。

※このあと試運転を繰り返しましたが、結局この方法だとカプラーの首振りが足りずC140カーブやS字で安定しない結果となりました。

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上の写真のように、カトーカプラーBタイプが付いていた元製品のカプラー根本あたりにドリルで穴を開け、シャーシ裏に立てたピンにて首振りさせました。カプラー連結部に近いところに胴受け?を作り、カプラー高さが狂わないようにしました。
この方法なら首振り幅が大きく、今後も活用できそうな工法です。

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さて、次に先頭車です。

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分解するとこんな感じです。
窓ガラスはライトユニットを外さないと外せません。
シャーシから生えた接点が、ボディ側のライトユニットに触れる構造です。

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30年前に憧れたスーパーひたちの電飾!

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ボンネット系なので60ミリより少し長くすることも考えましたが、切りつなぎ部を削っているうちに60ミリに落ち着いてしまいました。

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屋根はこのように三分割しています。

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次にシャーシを作ります。

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左右の集電レールをセットし、前側の台車取り付けネジ穴を活かして座席表現を固定します。

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ウエイトを乗せ、浮いてしまう後部の座席パーツを押さえつけます。

その後ボディをはめると、カッチリとはまってくれました。

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光りました!
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ただし、昔の製品なのでかなり電圧を上げないと認識できない暗さです。

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この作り方だと、先頭車の後部が車高高になってしまったり、カプラーの高さが合わなかったり、調整が大変でした。

なんとかここまで走るようになりました。
カッコよいです。

続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/10/24/182000


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