前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2022/04/05/213043
バラスト撒きはボンド水の濃度管理や実感的な撒き方などがとても難しいです。本やネットで見る上級者の方の表現にはとても追いつけません。特にプリンタ出力紙を建物に貼って手抜き工作を多用していた当鉄道的には水分を多く使う工作は危険です。
これまでに以下の工法であまり水分を使わずに進めるようにしています。
・トミックス道床付きレールのヘリに木工ボンドを原液のまま盛り、直接バラストを貼り付ける。
・バラストの色味はどうせ後で塗装するので気にしない。
・バラストはポポンデッタ製のものが、木工ボンドの水分をよく吸収してくれて使いやすいように思います。
・乾いてからポイント部分も気にせずに上からグレーのサーフェイサー500番を吹く。
・レールの周辺にタミヤのTS90陸上自衛隊ブラウン(ツヤ消し)を吹いてグラデにする。
・レール側面を焦げ茶に塗る。
・レールの表面やポイントの通電部を磨き出す。
結果から言うと、最後に線路を磨く際にサーフェイサーのカスが出てしまい良くないのですが、雑なバラスト撒きを誤魔化し、全体的に埃っぽい感じにするにはサーフェイサーを吹いてしまうのが良いような気がします。
その後レール付近にツヤ消しブラウンを吹きます。
レール周辺がグレーなのか、茶色なのか、実物を観察してもいろいろですが、レールから少し離れたあたりはグレーを残す感じが好みです。本当はエアブラシで丁寧にレール周辺だけ塗りたいのですが、持っていないのでタミヤの缶スプレーをメガホン状のものを通して、範囲を狭めて塗るという荒業をやりました。
そこそこそれっぽい感じになりましたが、メガホン内に溜まった塗料が垂れるという事故が起こります。
ちなみに架線柱はトミックス製のものをバラストを撒く前に貼り付けておいて、上からボンドでバラストごと固定しました。これでそれなりの強度が出ました。
ツヤ消し茶色が乾いたら、レール表面を磨き出します。いつもはこれでスムーズに列車が走るのですが、今回はそうならず焦りました。どうもサーフェイサーの塗膜がいつもより強いようで、念入りに削り取らないとダメなようでした。
レールの天面より少し斜めに下がったあたりまで磨き、ポイントの踏面だけでなく、クロス部のフランジが乗って通電していると思われる箇所も磨き、やっとスムーズに走ってくれました。
缶スプレーにメガホン状のものをかぶせて吹く方法はムラも多くなりましたが、いつもよりはリアルになりました。
ついでに道路にマスキングして線を引きました。
元々は峠越えの区間で県道と鉄道が並行しているイメージだったのですが、道路がレイアウトからはみ出しているので山深い感じが出ていません。これはもしかしたら峠っぽい小物を配置するとそれっぽくなるのかも知れません。
続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2022/04/15/071348
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