いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

呉線とうさぎの島

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呉線忠海(ただのうみ)というところからフェリーで大久野島を訪問しました。

この島は戦時中の毒ガス製造の負の遺産と、現在はうさぎの楽園という二つの面があります。

瀬戸内の穏やかな海と島々の風景、たくさんのうさぎはとても素晴らしかったです。

うさぎのことや島の観光のことは、他の方々の記事が多くありますが、関東から初めて訪問するにあたり、調べても分からなかったことを中心に、乗り鉄視線でいくつか書かせていただきます。

1-フェリーは混んでいるのか?
2-呉線の本数や忠海駅到達の難易度は?
3-うさぎのエサはどこで買えるのか?

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1-フェリーは混んでいるのか?
→3月の日曜日の9:40の便はすぐに乗れた。

一番気になったのはフェリーの混雑具合です。特にGWは子ウサギが産まれるシーズンとのことで、チケットを買うにも、フェリーに乗るにも数時間待たされる、などの記事があり、不安になります。
呉線の本数の少なさと相まって、予定の船に乗れないという事態は避けたいものです。

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ここが有名な?忠海港のフェリー乗り場です。

忠海駅から来るには、駅を出て右、駅前の道を進み、病院とアヲハタを過ぎてから川沿いの道を右折します。呉線の踏切を渡ればすぐに写真の場所となります。
写真の右奥の鉄橋は呉線のもので奥が三原方面です。

この建物に入ってすぐに2台のフェリーチケットの自販機があります。
他にうさぎグッズやコーヒー、ソフトクリームなどを売っています。ピンク色のポストもオシャレです。

↓当時の時刻表のスクショです。最新のものは以下でご覧ください。
http://rabbit-island.info
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船には300人と自動車も乗れるフェリーと、100人乗りの通常船があり、これは公式の時刻表にも記載があります。両方乗りましたが、後者は想像より小さめでトイレもありません。と言っても、うさぎ島との間はすぐなので特に問題ありません。

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フェリー乗り場から見た呉線です。実によいムードです。

フェリーのチケットは、踏切側から建物に入ってすぐのところに2台ありました。もしフェリー乗り場への行列ができた場合は、このチケット自動販売機とは別の場所に列ができるため、チケット、乗り場でそれぞれ並ばねばならない可能性がありそうです。ただ、自分が訪問した際は全く並ばず、すぐにチケットを買えました。

フェリーの時間が近づくにつれ人がちらほら増え始め、出発20分前くらいには乗り場にも少し列ができていきました。

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https://youtu.be/Joib4R6jta4
忠海港のライブカメラです。
この赤い橋の先端から並び始め、橋から少しはみ出すくらいまでは人が並びましたが、混雑具合としては全く問題なく乗れる程度でした。

なお上記の通り呉線での訪問でしたので、駐車場の混雑具合は分かりませんが、当日は特に問題なく停められた感じでした。

なお、フェリー乗り場の建物では、ソフトクリームやコーヒーを売っていますが、フェリーまで時間がある場合に腹ごしらえしたくなるかも知れません。
駅前にはファミマがあり、またフェリー乗り場の黒い建物の奥にトイレともう一つの建物があり、ここでそば、うどんなどを食べることができるようです。

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2-呉線の本数や忠海駅到達の難易度は?→結構手強いです。

岡山から広島あたりの土地勘が全くなく、呉線の位置関係も初めて理解した感じなのですが、今回は早朝の岡山から向かいました。

岡山から倉敷、福山などの都市を過ぎるとしまなみ街道やサイクリング、ラーメンで有名な尾道に至ります。そのあたりから風光明媚な瀬戸内海に沿って山陽本線は走り、三原駅に至ります。
ここが新幹線停車駅なのですが、本数は少なめで「こだま」が1時間に一本やってくる程度でした。
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三原駅から海沿いに呉線が分岐し、20分強で港のある忠海駅に至ります。ここがなかなかに難易度の高いローカル区間で三原側からだと1時間に一本程度となり、フェリーの時間ともあまりリンクしません。(同じ呉線でも広島側は本数が多いようです)

呉線の三原〜忠海間は、瀬戸内海と山に挟まれたギリギリの土地を走る区間も多く、素晴らしい風景です。列車の時間があわない場合にタクシーも考えましたが、それなりに距離もあり、忠海側からだと簡単にタクシーも捕まらない雰囲気ではありました。

うさぎの大久野島は、急がずにゆったりと時間を過ごすべき場所だと思いますが、短時間の滞在でうさぎがたくさんいる雰囲気を味わうだけでも十分に行く価値があると思います。ただ、列車旅の旅程の中の一つにはめるには、忠海と三原での列車待ち時間が厳しいものがありました。

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↑キハ47改造の観光列車「エトセトラ」です。全車指定で偶然三原で見た時は満席でしたが、これの乗車を旅程に絡めるのも良さそうです。ただし繁忙期はフェリーとの乗り継ぎがうまく行くかは気になるところです。

ちなみに三原駅は新幹線停車駅ですが、駅前にはそれほど飲食店がなく、3-40分の待ち時間にサクっと地元の名物を食べよう、というニーズに応えてくれるお店は見つけられませんでした。

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3-うさぎのエサはどこで買えるのか?→港で買える

これはうさぎ島訪問については重要な問題です。

いろいろな方の記事を読むと、キャベツを丸ごと持参したが足りなかった、などの記載もありました。

念のためキャベツを持っていきましたが、忠海港のフェリー乗り場、またその左側の建物でネコのカリカリみたいなエサを売っていました。確か150-200円くらいで、左の建物の方が少し安かったようです。遠方から来る場合はここでエサを調達可能ですが、キャベツをムシャムシャ食べるうさぎも可愛く、捨てがたいので、持ち込む余裕があればそのほうかよいかも知れません。

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島のルールやうさぎの多い場所などは、他の方の記事が詳しいのでそちらをご参照ください。

とにかくうさぎは可愛く、エサを求めて寄ってきますが、おなかいっぱいなのか見向きもしないのも多いです。
瀬戸内海の穏やかな風景に囲まれ、なにも考えずにボーっと滞在したい素晴らしい環境です。
うさぎとたわむれ、サクっと雰囲気だけ味わうなら、港〜休暇村をうさぎを見ながら歩いて往復し、滞在1時間程度でも十分楽しめます。

(今回、Bトレの話題はありません)

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