前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/07/05/220936
新発売されたのか、いままで気づかなかっただけなのか分かりませんが、「11-108チビ電用動力ユニット」を購入しました。
改良型ポケットライン動力の走行性能はそのままに、チビ凸用動力ユニットでは少し大雑把だった床下の表現が一切なく、フラットになっているために自作の台車レリーフなどを手軽に貼れるのです。
※N化の試行錯誤などはこのもくじの下の方から各記事をご覧ください。
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これを使って以下のようにBトレ機関車をN化します。
1-チビ電用動力ユニットを使う。
2-カトースカートASSYを使う。
3-ナックルカプラーに交換する。
4-Bトレlocoシャーシの台車レリーフを複製して使う。
5-台車間の隙間には機器らしきものを表現する。
これが手元にあったBトレlocoシャーシです。もはや出自はわかりません。
たぶんED79とEF81あたりのものと思われますが、EF65-500かも知れません。
locoシャーシ搭載商品は、Bトレのかなり末期にこの3種類が一両セットで発売されました。バンダイの貨物用の走行台車Fでトレーラー走行化できました。
Bトレ電気機関車になんらかの台車レリーフをつけようとすると、大抵の電車用のものは高さ幅が足りません。かといって切りつなぎや自作は難しく、これらの製品を複製するのが一番です。
おゆまるで型を取り、レジンで複製します。レジンはヨドバシで買った手芸用の1000円弱のもの、UVライトは1000円くらいしました。箱にライトを下向きに固定し、注いだレジンの上を覆うようにライト付きの箱を被せることで2-3分で硬化してくれるように思います。
以前作ったED75オリエントサルーンを再整備します。これにはすでにカトースカートASSYが装着されています。チビ電用動力ユニットの両端を切り落とします。
車体を被せると特に問題なく位置は決まるようです。モーターカバーのアーチと、Bトレ機関車内部ブロックがピッタリ当たるように思います。この調整が一番大変なポイントですので、無加工で合うのは嬉しいです。
チビ電用動力ユニットは、床下に余計なモールドがないので自由にレリーフをつけられます。
本当は横幅の狭い台車レリーフを自作し、これを3つ使いEF級を表現したかったのですが、まずは製品台車を複製したものをそのまま使い、ED級の車体とします。
二軸のところにちょうど台車レリーフ中央をあわせるか、もう少し内側寄りにするあたりで接着します。
車軸の突起を削りましたが、動力のサスペンション機構などを壊さないように注意します。
台車レリーフは出来るだけ薄く削ります。
この作業をすると指先も削られます。。。
車軸の穴には接着剤が付かないように気をつけます。
台車間にスペースがあったので、プラ板でそれっぽいレリーフを作り貼りました。
なんだか密度があってカッコいいです。
この半透明パーツの状態は、ホビーショウに飾ってある試作品のようで嬉しいです。
オリエントサルーン機は、ついでにホース類をつけました。
隣のノーマルのED75は、チビ凸用動力をつけています。
隙間があいてしまったので、スカート裏側に黒いスチレンを詰めました。
できました!
「ポケットライン改良2軸動力+ダミー台車レリーフ」の機関車たちです。
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