いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ改造】C57を作る3

前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/03/13/124915

車体の短縮化がだいたい出来たところで、メインのフレームを格安3Dプリンタで作ります。

この3Dプリンタは、車体表面の緻密な表現には少し難ありで後加工を前提とする必要がありますが、今回のように内部に隠れるが、寸法精度が求められる仕事には打ってつけに思います。

このように少しずつ調整しながら、いくつも試作しました。このサイズなら7分くらいで完成するため、ベストな形を探ることができました。

タネ車が持っていた金属製のフレームを真似て、動輪の取り付け場所をコの字型に切り欠き、キャブの床も一体成型しました。

キャブの床には第二動輪の上部が飛び出しています。



何度も仮組みして、サイズを調整します。


これは以前C11トーマスを作った時に入手した、カトーC12の先輪です。これを上記のフレームに穴を開け、針金を通して首を振るように固定しました。このために、ピストン内側などを大幅に削り直してスペースを確保しました。

先輪の上には釣具用の重りを小さく折り畳んで乗せました。


テンダーの接続については、キャブから下向きに針金を生やして、テンダーの石炭出口?あたりに空けた縦穴に差し込むようにしました。

本当はテンダー台車からボイラー側のメインフレームを直接推す方が走行が安定しそうですが、一旦これでちゃんと動いたのでそのままにしています。

テンダーはタネ車のテンダー台車の後ろ側を生かし、カトーカプラーに交換しました。テンダーを一つの台車で支えると、重心バランスによって傾いてしまいます。これは、ウエイトの取り付け位置と、キャブとの固定位置を工夫することで目立たなくしました。

車体が軽いと動輪が空転するため、ボイラーとキャブに重りを入れましたが、車重が重いとBトレDD51単機で推せなくなります。

多少の空転は諦めてキャブ側の重りを撤去しました。先輪軸重の軽さによる脱線を避けるのが最優先になります。


結局、キャブとテンダーの接続スペースがあいたため、デフからテンダー後端までが68ミリとなりました。ただ、Bトレ純正のデゴイチの80ミリを超える全長や、ボイラーとテンダーのバランスの悪さに対する改善はまあまあできたように思います。


実車では21メートルとなる12系客車とそれより1メートル短いはずのC57の並びです。概ね似たような長さにできました。

走行化という最大の山場を越えました。次は難関であるロッド類に手をつけます。

続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/03/15/115827

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