いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ改造】オリエント急行を作る5

前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/02/15/190857

今回は編成の中でも比較的難易度が低そうな控車マニ50 2236を作ります。控車は地味なのですが、オニ23と共に編成の両端に挟まないと、来日走行時の姿としてはしっくり来ないのです。

ポポンデッタで中古のマニ50を探したのですが、意外に売っておらず、、、。CADの勉強を兼ねて3Dプリンタで自作してみることにしました。


↑なんと18000円です。

格安3Dプリンタについては、こちらをご覧ください↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/02/10/225944


fusion360の画面です。完全に我流ですが、「フィレット」「位置合わせ」「オフセット」という機能を使えるようになって、かなりやれることが増えました。

作り方は、Bトレ純正品のマニ50を実測しながら、以下の順番で作りました。

・車体のハコの直方体を作る。
・妻面のでっぱり部分の台形を作る。
・屋根のRをスケッチで描いて、長さ方向に車体全体にかぶるまで押し出す。
・Rのついた屋根を妻面の折妻に合わせて切り落とす。
・各部にフィレットでRをつける。
・雨樋を作る。
・ホロやテールランプをつけて妻面の窓を抜く。
・乗務員扉を0.2ミリ幅の凹みで表現し、窓も抜く。サボ挿しも作る。
・乗務員扉と妻面ができたので、コピーして180度回転させて、両端先頭を作る。
・側面の窓を抜く。
・荷物扉の凹みを作る。

書くとこれだけなのですが3日かかりました。

また、設定の問題かも知れませんが、自分が使っているスライサーソフトのReptier-Hostと、この格安プリンタを使うと、以下のような現象が起きています。

・設置部分1ミリくらいが印刷できない。
・ベッドに対して奥行き40ミリくらいを超えると、手前側にはみ出したような位置に印刷される。実際はアームがそこまで動かないので、はみ出し側にたくさん重なって印刷され、グチャグチャになる。(これは、そもそも内蔵サンプルデータではベッド中央に印刷されたのが、自分のデータは手前左端寄せでしか印刷できないので、設定の問題かも知れません)

ということで、前者の問題に対しては普通はランナー的な捨てる部分を作るのでしょうが、ランナーとのつなぎ目が汚くなりがちなので、単純に高さを延長したデータを作っています。

後者に対しては、ベッドに対して横長の配置となるようにfusion360の時点での向きを回転させました。

「メイク」を押してReptier-Hostを立ち上げデータをバトンタッチします。

スライスします。


よく見ると、この時点で乗務員扉の肉が薄すぎて穴が空いています。


当然に本番も穴が空いていました。
設置部分の高さなども修正しつつ再トライします。


できましたが、表面がコルゲート状になっています。溶きパテとヤスリでどこまで修正できるでしょうか。


垂直の平面は比較的綺麗ですが、屋根の曲面はだいぶ深いコルゲート状態です。ここにパテを塗りたくります。

積層ピッチ0.2ミリだと、鉄道模型のボディに使うにはすこしキツそうです。
ストラクチャーやボディ内部の構造材には十分なのですが、、、
あとは設定でどこまでいじれるか、また材料の変更(ABSは無理にしても、PET-Gというのが使える?)などを試してみたいです。

とりあえず、このマニ50はパテ厚塗りでできるだけ平滑にしてみます。

続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/02/22/224102


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