前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/11/14/230513
組み立て式レイアウトは、大規模になってくると設営に時間がかかり、遊ぶのが億劫になりがちです。しかし、それで運転機会が減ってしまえば本末転倒ですので、気軽に運転できる環境を作ります。
使うのは、当鉄道で最大規模となる雪山モジュールです。これは、客車列車方向転換用のリバース線がついていますので、この反対方向にリバース付きの簡単なモジュールを新設して、2つつなげれば簡易エンドレスを組めるようにします。
しかし、問題があります。もはやモジュールの収納場所がないのです。唯一見つけたのは、幅5cmの隙間です。
ここに突っ込むためには、高さ制限5cmのモジュールを作る必要があります。
まずプランを考えます。今回はエクセルでトミックス線路の形を描き、組み合わせてみました。
青いところは大幅に縮小して描いていますが既存の雪山モジュールです。この左側にターンするモジュールを取り付けてエンドレスにします。
しかし、やはり考えているとどんどん欲が出てきます。
一番右の下側の側線は、終端駅ホームになっていますので、ここを出た小さな客車列車や貨物がリバースしてここに帰ってこられるプランを目指します。
そうすると、今度は終端駅に入った列車を方向転換するために反対向きのリバースも必要になります。制約が大きい今回のプロジェクトに、そんなに要素を詰め込めるのでしょうか?
いろいろ思案したところ、図の中央上部に集まる2線2組が、互いに行き来できればよい、という考えに至りました。
ここの部分はクロッシングポイントや、ダブルスリップを使うことも考えましたが、スペースの都合でトミックスのミニポイントを2つ使うことにします。
↑このトミックスのミニポイントセットが、手動ポイントとは言え異常にコスパがよいように思います。
これにより、図のようにエンドレス運転と、2つのリバースによる方向転換ができるようになります。既存モジュールのリバース線形の中にはちょうど駅ホームがあります。新規側もリバース線内にホームを作り、ここに停車させてからポイントと極性の切替を行います。
どうせやるなら、大型複線レイアウト時には出番が減りがちな、短編成の列車を活躍させたいものです。2-3連のミニ列車が留置できそうな場所を考えつつ、側線を増やします。
単線でカーブした小さな駅。自分のイメージではSL3重連で有名な伯備線布原駅なのですが、今回の高さ制限のなかでは難しいお題となりそうです。
プランが決まったら、高さ方向の情景をどうするか考えます。
右側は既存の雪山モジュールに接するので高い山にしなければなりません。これは絶対に5cmには収まりませんので、雪山モジュール側の側面に取り付けられるように考えます。
左側は少しぐらいはトンネルに隠したく、高さ5cmでギリギリのロックシェッドを作ることにします。天井部分は平らになります。ここに別パーツで山を乗せられるようにします。
ダイソーのMDFボード、トミックスのレール、車両とパンタ高さを調べると、5cmには収まってくれそうです。
イメージを膨らませながら、のんびり作ることにします。
続きます↓
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