いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

バンダイBトレ動力がウンともスンとも動かない

Bトレの新製品は2018.10月の小田急ロマンスカーGSEを最後に出ていません。その後のBトレ市場を観察しながら、どうにか遊び続けていくのは、このブログの趣旨の1つです。

2019.9月現在、お店やネットショップで買えるBトレ純正品パーツは、以下です。
Bトレインショーティー専用動力3

Bトレインショーティー走行台車F(貨物用)

動力は一時期「動力5」しか手に入りませんでしたが、2019.5月頃から再生産されたようで、今はこれしか売っていません。バンダイのBトレ動力は2軸駆動の時代を経て、「動力3」の4軸駆動で高い完成度となりました。これはウエイトや整備によってはカトーの動力を大きく超える性能を発揮してくれます。バンダイの「動力4」はカプラーのない路面電車用、「動力5」はディーゼル機関車用の車体はめ込みツメがないタイプで、基本的には「動力3」と同じです。「5」はウエイト用の錘が付属しなくなり、定価も少し上がりました。今、「3」だけが新品を買える状態ですが、これさえあれば「4」「5」のような仕様は簡単な加工で作れます。よって「3」だけでよいので、今後も継続して再生産と供給をお願いしたいところです。

・【N化】電気機関車のNゲージ化について
↑このあたりもご覧ください。


なお、トレーラー台車は、一般車両用の床板付きのものが長らく絶版状態となっており、今手に入るのは貨物や晩年に発売された機関車用の「走行台車F」のみです。トレーラーについては、転がり抵抗の少ないカトー製のものがあるので、ひとまず困ることはありません。


〜・〜・〜・〜・〜・〜・
さて、前置きが長くなりましたが、今回は「動力5」を中古で安めに手に入れました。が、

、、、全く動いてくれません、、、

複数買ったのですが、全部同じ症状で困ってしまいました。


これが「動力5」の内容物です。「動力3」と違って錘は入っていません。


パワーパックをつないでスイッチオン!
電圧を上げても反応せず、配線などを間違えたかと思いましたが、他の車両を走らせたところ問題なく動きます。

電圧を上げたまま、車輪を転がすようにレールに押し付けながらグリグリしてもダメでした。

もし、小さな子にBトレを買ってあげて、運転できるようにと動力を買ってきて、さあ運転!という段でこのように全く動かないと、なかなかの絶望感となりそうです。。。

見たところ部品の組み方には問題がなさそうでしたので、考えられるのは接点の不良か、駆動系の張り付き?固着的な問題です。もしモーターの内部が切れてしまっていたりすればお手上げです。
ひとまず台車を、他の動く車両と入れ替えてみましたが動きません。よって、台車からの集電は問題ではなさそうです。

仕方がないのでバラします。

モーターのカバーの2つのネジを外すと、写真のようになります。ここでも集電板のズレなどはなさそうでした。

電圧マックスのレールに動かない動力を乗せ、モーターからのウォームギアを指でグリグリ回してみると、電圧を受けて自力で回ろうとするモーターの力を感じられました。そのまま、何周か回すと、、、

治りました!

結局原因はモーター内部の駆動系の固着?的なものだったようです。
これはウォームギアで減速される前のモーター軸を直接触って動かさないと治らないため、バラさないと無理です。

この記事がどなたかのご参考になれば幸いです(分解は自己責任でお願いいたします)、、、。Bトレ純正品は今後貴重になっていきますので、生き返る個体が増えると良いと思います。

鉄道コム
↑ここをクリックして飛んでいただくと、より多くの方に見ていただけるようです。ご協力下さいませ。 にほんブログ村 鉄道ブログ Bトレインショーティーへ
にほんブログ村
鉄道模型ランキング