いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ改造】スーパーエクスプレスレインボー1

自分にとってのジョイフルトレインと言えば、スーパーエクスプレスレインボーです。当時、高崎からやってきていた「やすらぎ」や「くつろぎ」、東京地区のサロンエクスプレスや江戸よりも一段特別な存在だったのは、EF65とEF81のド派手な専用機のせいでしょうか?

割と多客臨にも使われ、EF62が牽く「レインボー軽井沢」やED77が牽く「レインボー会津路」などがあったと思います。

これまで、ずっと作りたかったのですが腕に自信がなく先延ばしにしていました。が、いつまで経っても上手くならない切りつなぎに比べて、塗装については厚吹きさえ注意すれば割と上手くいくことが多くなってきたので、思い切って着手することにしました。


メルカリから転属してきたのはカトーの7連セットです。普段からフル編成にはこだわっていませんが、編成美を考えると2.6号車を省略するか、全部作るか、というところです。

昔、友達の家にあった憧れのカトーのレインボー。Bトレしか触ってない身からすると、Nゲージの重みやディテールの重厚さを感じます。こういうのを見ると、いつかはちゃんとNゲージをやるべきか、と迷いが生じます。

今回、ツールとして新しく導入したのは、ネイル手入れ用のルーターです↓

ルーターをアマゾンで検索すると、多種多様なものがヒットして大変でした。
上記のものは、
・なぜか安い
・電池や充電ではなくコンセント式
・それなりにビットが付属している
・回転速度を可変できる
という点で選びました。

いきなりレインボーに使うのは怖いので、試しにデキの悪い50系の修正に使ってみました。

接合部にパテ代わりの瞬間接着剤を流し、そこを平滑にする作業をします。

歯医者さんが使う道具のように、盛り上がったパテ部をルーターで削っていきます。なかなかの威力です。ただ、金属のビットだと削りすぎてしまう感じもあります。


自分が買ったルーターは、先端近くの銀色のボタンを押していると回転がロックされ、先端のチャックを回せるようになります。これでビットを取り付け固定、ダイヤルで回転速度を調整できます。と、言っても最低速しか使ってません。作業を続け本体が熱くなってくると自動停止する安全装置?が備わっているようです。

ルーターで削り、500番サフを吹き、目立つ歪みをさらにルーターや手に持った800番紙やすりで仕上げる、、、ということをやったのですが、面がゴワゴワになってしまいました。
原因を考えると、
・そもそも接合部の平面が狭いので50系は作業が難しい(ユニット窓まわりの段差などを避けると、どうしても一箇所集中で削ってしまいます)
・500番サフを吹いているのに、さらに一部だけ800番で仕上げすると、妙なツルツル部分ができてしまう。仕上げもサフの粗さに合わせるべき?
などが敗因に思います。

さて、勝ち筋が見えないままレインボーに手をつけます。

まず中間車から始めました。
切断位置を決めマスキングテープで示すようにしてから、ニッパーで少しずつ切ります。接合部埋めと全塗装が前提なので、割と思い切りよく行きます。
接合する本体同士をあわせ、裏側からマスキングテープで仮止めし、隙間に瞬間接着剤を多めに流し込みます。

今回は、サフと同程度の「600番」しか使わない、というルールで平滑化してみました。
紙やすりをルーターに巻きつけ、両面テープで固定、盛り上がった接着剤パテを削ります。ここにおいては、ルーターの威力は大きく、どんどん作業が進みます。ただ、最後のちょっとしたパテの膨らみだけは正確にルーターを当てるのが難しく、ここだけはちぎった紙ヤスリの紙片で磨きました。
その後に500番のサフを吹くと、特に修正の必要がないくらいの平滑さになりました。

これまでは作業性を優先して粗いヤスリを使ったことで無用の傷がつき、この修正に苦労していたように思います。ルーターを使うことで割と細かい600番でも快適に作業が進みました。

残り車両は6両。特に展望車とイベントカー、そして塗装が難題ですが、のんびり進めます。

続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/06/19/182737

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