いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ改造】E653系国鉄特急色1

先日のリゾートエクスプレスゆうの完成を受け、当鉄道の常磐線熱が上がってきています。
最近はE657系のカラフルなフレッシュひたち復刻塗装や、E531系の赤電カラーなど、非常に趣味的に楽しい路線となっています。

ゆうの引退は2018年のようですが、その秋に登場したE653系国鉄特急色は、西の381系に次いで、今最もエル特急世代の心を動かす列車の一つなのではないでしょうか。

この塗色登場のニュースを目にした時は、それほど興味は湧きませんでしたが、実車を目にすると、クリーム色と深い赤のツートンカラーは圧倒的な存在感を放ちます。近代的なE653系が纏っても、とにかくカッコ良いのです。

この列車が、復刻ひばりや、復刻ときに使われる度に、在来線特急電車の伝統を受け継ぐものというイメージが勝手に強まります(我ながらチョロいファンだと思いますが、、、)

BトレのE653系はすでにレア化してきていて、これを作る種車を集めるのも大変になってきましたが、なんとか7両揃いましたので手をつけることにしました。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・

これが種車です。
先頭車はいなほ型かしらゆき型を使う必要があります。中間車集めで苦労するのはモハです。過去にセット売りされたフレッシュひたち「赤」や、アソート弾に2回収録された「橙」は、モハについても比較的メルカリ等の登場頻度が高めに思いました。

※これからメルカリに新規登録される方は招待コードBUFJXXを入れていただくとポイントがもらえます(当鉄道のN化も進みます。。。)

塗装ですが、赤いヒゲの塗り分けはむずかしいですが、それ以外はそれほどでは無さそうです。ただし、色味の問題はあります。

以前の183系の時にも悩みましたが、国鉄特急色のクリーム色は難しいのです。

上の写真も再掲ですが、上から183系1000番代Bトレ製品、グリーンマックス 「クリーム4号」、485系Bトレ製品です。
Bトレ的に標準となる485系キハ181なども)黄色すぎるのです。一方で、183-1000系は茶色く浅黒すぎるため全塗装したのですが、グリーンマックスのクリーム4号は今度は白すぎるのです。

色味はファルべのクリーム4号が理想と聞いたことがありますが、今は生産されていません。


試しに最近お世話になっているアサヒペンのクリエイティブカラースプレーの「キャメル」を買ってみました。
写真の上は、グリーンマックスのクリーム4号、下はアサヒペンのキャメルを吹いたものです。元はカトーのキハ80の残骸です。

これを見るとアサヒペンのキャメルはかなりいい線を行っているものの、ピンク味が強すぎます。グリーンマックスのクリーム4号は少し黄色みが足りないものの、かなり良い色に思えました。
素直にグリーンマックス のものを使います。


グリーンマックス の赤2号を塗った後にマスキングします。問題はヒゲの部分です。


ヒゲ部分の形をプラ板で作り、ここに1.5ミリ幅のマスキングテープを隙間を空けて貼り、根本部分はその隙間を埋めるように跨いだ太めのマスキングテープを貼って形を作りました。これをベースのプラ板から剥がして使うことで、両先頭車の左右側面、合計4ヶ所の塗り分けが合う、という作戦です。


マスキングが終わりました。


グリーンマックスのクリーム4号を吹きました。今回は下地に一度黄色を吹きましたが、クリームの隠蔽力は強く、特に黄色を塗る必要はなかったようです。


古い塗料でベチャベチャだった黄色など、いろいろはみ出してしまいました。


前面の天井にかけての黒色や、その他様々な修正をします。


屋根なども塗りました。
キオスクスペシャル末期にこんな製品があったら、頑張ってまとめ買いしてしまったかも知れません。


マークなども入れました。このように細かいところも手を出しつつ、達成感とやる気を維持するのが大事なのです。


先頭車ができました!


端っこ2両が最初に出来ているのは気が楽です。



常磐線の仲間と。
ゆうの引退は2018年初め、国鉄色の登場は同年秋のようです。この魅力的な列車が出会うことはなかったのだと思います。

続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/06/13/233539

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