JR化前後の北の方の列車をBトレで集めたり、作ったりしています。今回は583系寝台特急電車を改造した、仙台地区のフリークエントサービス用の近郊電車、715系1000番台を作りました。
タネ車はBトレ純正の419系です。モハとクモハは新規金型で、実車の特徴を掴んだ素晴らしい出来です。クハネ改造のクハ419も、もともとのBトレクハネ581のディフォルメが秀逸で、可愛くカッコよいです。
これを塗りかえてしまうのは惜しいですが、仙台の電車コレクターとして改造を決行します。
緑14号を吹きます。マスキングしてから、軽くサーフェイサーで緑を隠し、クリーム10号を吹きました。
帯のマスキングには、2ミリ幅の帯状にカットされたマスキングテープを使いました。
ちなみに715系の仙台地区登場時は、もっと黄色味の強いアイボリーだったようですが、後の455系などに合わせて白っぽいクリーム10号になったようです。
以前に比べると、だいぶ塗装が上手くなりました。というか、乾く前に我慢できずに触ってしまうことと、厚塗りをやめるだけで随分マシになりました(相当に低レベルのことを言ってますが、、、)
さて、419系なら3連でよいのですが、715系は4連です。パンタなしのモハをなんとかしなくてはなりません。
583系のモハネユニットが犠牲になります。窓配置などを真面目にやる技術はないですが、2ドア化くらいはやりたいと考えました。
窓を1つ拡大したり、瞬着カラーパテと硬化促進剤で固めて、スティックヤスリで平滑化しました。こっちの作業は一向に上手くなりません。ただ、上記の道具を使うようになって、だいぶ作業性がよくなりました。車端部の小さな窓を開けるのは諦めました。
裏側は、できるだけ純正品の構造を活かして組み立てます。開閉窓は、アルミホイルに両面テープを貼って細く切りました。
インクジェットで出力した、前面種別幕、側面幕、JRマーク、シルバーシートマークを貼りつけて完成です。ダミーカプラーには黄色いマスキングテープを巻きつけて、カバーを表現しました。
90年初頭の仙台の電車が揃いました。
417系の旧塗装は見ることが出来ませんでしたが、715系や常磐線の453系急行色、そして新車719系が入り乱れる懐かしい仙台駅。18きっぷで常磐線を走破して見に行った思い出が蘇ります。また、初めて交流区間に足を踏み入れた黒磯駅で待っていたのも715系でした。
子供の頃、カトーの583系を改造しようとしてグチャグチャにしてしまって以来30年。やっと当鉄道にも715系が運用に入ります。
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