いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ車両】キハ51タイプ

今回はだいぶ古めの気動車のご紹介です。

●キハ51タイプ(キハ10急行色)
●発売:イベント限定セット売り(2009年)
●最近の入手難易度★★★☆☆

初期のBトレアソート品にシークレットとして登場したキハ10は、その後何度かイベント限定品などでセット販売されました。
一般色、旧気動車色、準急色、急行色、鹿島臨海鉄道色、新旧茨城交通色が存在しますが、準急色、急行色は、両運転台のキハ10では実在しなかったようです。

この車体の急行色として実在したのは、片運転台、2エンジン搭載の強力型、キハ51だそうです。

気動車の形式ルールでは、「キハ●●」の50番台が2エンジン車、1の位が0-4なので両運転台を表すはずですが、キハ50-51は例外の片運転台車です。

気になって、キハ50番台の登場年を調べてみました。

●キハ50(1954、2両)、、、試作車。長くなりすぎて不具合あり。
●キハ51(1955、20両)、、、今回のネタ。2エンジン車として、それなりに活躍。

キハ52(1958、100両以上)、、いすみ鉄道で現役。

●キハ53(1967、11両)、、キハ45の仲間。他にキハ56.58の両運改造車もあり。

●キハ54(1986、41両)、、四国・北海道用に投入。

●キハ55(1956、200両以上)、、準急用。シリーズ全体で450両以上製造。
●キハ56(1961、121両)、、、キハ58の北海道仕様。1エンジン車はキハ27。わかりにくいです、、、。
●キハ57(1961、37両)、、キハ58の碓氷峠通過用。1エンジン普通車は無し。
●キハ58(1961、800両以上)、、国鉄急行型気動車の代表形式。キハ28、キロ28を含めればもっと多い。

●キロ59、、、ジョイフルトレイン改造車。

このように見ると、概ね登場年順になっています。キハ53と言えば、深名線に最後まで残ったキハ56の両運転台バージョンが印象深いですが、本家はキハ45一族でした(こんなことは、今回ご紹介の中古Bトレに出会わなければ、一生思い出すことはなかったかも知れません。。。)

急行色のキハ51は、2エンジンが重宝され、割と晩年まで御殿場線や東北で使われたようです。本来は片運転台だと言われてしまうと単行運転は気が引けます。組ませるのはキハ17やキハ55がよさそうですが、当鉄道には配備がないので、とりあえずキハ52とつなげてみることにします。




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