北のほうを走る列車が好きで集めたBトレをご紹介します。
●453系、455系、457系急行電車(国鉄色)
●発売:パート2(2002年)他多数
●最近の入手難易度★☆☆☆☆
最近ヨンサントオから50年が経ち、特集記事も増えましたが、華々しい485.583系の特急電車群の傍にいるのは、この渋い交直流急行色をまとった、451-457系ファミリーです。
明るい湘南色に比べて、あまりに渋いこの配色は旅情を誘いつつも、東北や北陸地方のローカルイメージを加速させるものだったように思います。
個人的にはこの色はとにかく好きで、90年代には最後の生き残りを見に、仙台地区まで通いました。
↑今は不通になっている常磐線夜ノ森〜大野にて。日暮里と岩沼が再び鉄路でつながることを祈っています。
↑仙台にて。
晩年の仙台地区では455.457系のグリーンライナー塗色化が進み、451.453系は急行色のまま残され、平坦な常磐線仙台口で余生を送りましたが、3連×3の長大9連で水戸まで登ってくる運用もあったようです。
ただ、仙台口では717系と6連を組むことも多かったように思います。
この451-457系ですが、Bトレでは繰り返し商品化されています。発売時期によって、455.457など名前は異なりますが、車番のシール以外に違いはないような気がします。先頭車の交流検知アンテナ形状などを作り分けているのでしょうか?
現在中古市場に見られるのは、Bトレ急行型の例に漏れずパンタ付きモハが多いです。パンタなし中間車はサハが存在しましたが、実車の両数は非常に少なかったようです。
サロについては、グリーン帯あり、帯なしが製品に存在します。ただ、165系同様にサハシは製品化されていません。これはいつか制作課題にしたいですが、窓配置的にBトレ化はなかなか大変そうです。
当鉄道では、グリーンライナーと組ませて晩年の6連を再現して遊んでいましたが、次第にサロを含めた往年の勇姿で運転することが増えています。485.583系の脇役としても最高の役者です。
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