いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ車両】キハ181はまかぜ色

今回は名車キハ181のうち、最後まで走った塗色のご紹介です。

キハ181はまかぜ
●発売:エクスプレスシリーズ/セット販売(改良品)
●最近の入手難易度 
エクスプレスシリーズ ★★☆☆☆
改良品 ★★★☆☆

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Bトレ特急型には、初期に出た完成品のエクスプレスシリーズというものがあり、後の製品に比べればディテール等がユルめです。特に485系は目立つ位置にパーツの分け目があり、独特の三次元形状があまり上手く表現されていません。その後485系はボンネット型とともに出来の良いレギュラーシリーズが発売され、ロングセラーとなります。

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エクスプレスシリーズには、他に583系181系電車、キハ181系がありました。181系電車はその後のアソート品クオリティではラインナップされませんでした。583系キハ181系は、後にリニューアル版製品が出ましたが、クオリティ的には最初のエクスプレスシリーズもそれほど悪くありません。エクスプレスシリーズでしか発売されなかったキハ181四国色や、583系シュプール色(水色)などは注目に値します。

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一方、リニューアル版のキハ181系はまかぜ色には、イベント限定?の先頭+中間の2両セットが存在しましたが、エクスプレス版にあったグリーン車はありません。

今回、リニューアル版のモノクラス4連を手に入れましたので、エクスプレス版のキロを加えて、5連として整備します。

ヘッドマークは素直にいけば「はまかぜ」となるわけですが、当鉄道的には「北の方」を標榜していますので「シュプール」か「おわら」あたりになります。

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大糸北線に入線するシュプール号は、原色キハ181やDE15プッシュプルの20系客車、14系リゾートや寝台車やエーデルなどが次々に入線した狂乱の時代を過ぎても、このリニューアル色キハ181による運転は続きました。

造形、塗装などを見ても、カッコよさは数あるラインナップの中でも有数のBトレ製品だと思います。

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↑これがエクスプレスシリーズでしか出ていないキロ180のはまかぜ色です。青の線が明るく、若干塗装がボヤけています。

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今回久しぶりにキハ181を整備しましたが、カトーの小型車両用動力をつけると固くはまってしまい、車体をバラさないと取り外せなくなります。これは国鉄色の時に感じたことでしたが、当然ながらこのはまかぜ色でもそうなっていました。

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このキハ181ですが、関東に住んでいるとほとんど見ることはなく、関西や九州に出かけた時に見ることのできる珍しい車両という印象でした。それでも京都駅に行けばいつも確実に「あさしお」が停まっていた気もします。このあたりは時代と記憶がごっちゃになってもはやよくわかりません。

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割と最近でも三ノ宮あたりのホームに立っていると、いきなり轟音をたててキハ181が通過していったような記憶もあります。

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本来自分は伝統の国鉄色が好きなのですが、上野口でキハ181が活躍したのは奥羽本線電化前夜のこと、かなり昔です。L特急ブームの頃は見る影も無くなっていました。そうすると、現役時代を体感したこの塗色の方が愛着が湧いてきます。

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結局、人は自分が体感したものを一番好きになるのだと思います。

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JR西日本の車両は久しぶりの増備となりました。
雪国、東日本と北陸方面というこだわりにより、何でもかんでもシュプール号ということにされています。

今、当鉄道でシュプール号として運用されているのは、381系、キハ181系国鉄色、14系リゾート客車、ホリデーパル 、20系モノクラス編成そして今回のキハ181はまかぜ色となります。

あの時代の大糸北線の狂乱を再現するには、あとはエーデルとゆうゆうサロン、サロンカーなにわあたりを作ればコンプリートでしょうか、、、。ちょっと手強いので気長な目標にしようと思います。

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