北の方を走るJR化前後の車両をショーティーで集めています。今回は交直流電車の中でも異端とも言える車両のご紹介です。
●415系800番代七尾線色
●発売:新パート1(2007年)
●最近の入手難易度★★★☆☆
七尾線が電化された時は、リアルタイムに鉄道雑誌を読んでおりました。
有力な観光地である七尾線、和倉温泉方面には、特急「雷鳥」にぶら下がった気動車「ユートピア和倉」が乗り入れたりしていましたが、電化により特急電車の直通が可能になりました。
七尾線の線区事情から直流電化が選択されましたが、もともと北陸本線系統は交直流電車が走っておりましたので問題はありませんでした。
この時、七尾線用に増備されたのが今回ご紹介の415系800番代ですが、もともとJR西日本には415系はなかったために、113系からの改造となりました。交直流の機器は485系を北近畿特急用に直流化し183系にしたものからの発生品だそうです。
かなりカラフルな塗色とされ、クハ・クモハはピンク系、モハは青系となりました。これがなかなかカッコよく、鉄道雑誌でその記事を見た時は一度実車を見たいと思いましたが、長らくチャンスがないままにピンク一色塗りの面白みのないカラーに変えられてしまいました。
七尾線というと、険しい峠越えや、大きな鉄橋を越えるなどはない印象で、ひたすらに田園地帯と金沢近郊の少し市街化されたエリアを走るイメージを持っていますがあってますでしょうか。
当鉄道にも新北陸色の419系や475系が在籍し、485(9)系かがやき色、白山色、上沼垂色、トワイライトなど、北陸の役者も増えてきました。いまだスーパー雷鳥は未導入ですが、今回の415-800系も含めて一大勢力に発展しそうです。
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