いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ改造】キハ80系を作る

【Bトレ製品の索引はこちらをご覧ください】
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キハ80系は全国に特急列車網を作り上げた名車中の名車です。東海地区ではJR化後も残っていて、ひだ、南紀で最後の活躍をしていましたが、当時撮影の機会に恵まれませんでした。高山本線紀勢本線とも、撮影地まで列車で行こうとすると、なかなかに手強い路線だったせいでしょうか。いまだに高山本線には足を踏み入れたこともありません。あと、なんとなくオレンジのJRマークが好きになれなかったような気もします。

そんなキハ80系ですが、一枚だけ走行写真が残っていました。

これです。

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北海道までわざわざ行ってピンボケ、、、。

当時、全国の特急型気動車キハ181系に置き換わり、それすらも山陰地区に集まっていた状況でしたが、北海道には少しだけ原型のキハ80系が残っていました。編成は短くなっていましたが、絵入りの「北斗」のマークを掲げた北のキハ80系は強く印象に残っています。


というわけで、久しぶりにNゲージを切ってショーティーを作ります。

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カトーの古いキハ82が安く売っていました。
C140ジオラマに置いてみると、長いなあ、という感じで、ショーティに慣らされてしまった自分に気付かされます。
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フル尺の車両がリアルに見えるのは、C280くらいが限界でしょうか。

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分解していきます。カトーの古い構造(今の最新は知りませんが)で標準の、床板と側面が一体成型の構造です。これは、いつも地味に苦労する床板の高さ合わせが楽な反面、切りつなぎ作業と、動力化の難易度が上がります。

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よく切れるニッパーとスティックヤスリ400番ハードで、切断面を合わせていきます。

このキハ82、旧製品で辛いのはHゴム塗装がないのと、特急マーク、幌枠が無塗装なところです。モールドはあるので色差しすればよいものの、Hゴムだけは難しいです。

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Hゴムは、顔の印象を左右するので、頑張ってチャレンジします。
写真のようにHゴムモールドギリギリをマスキングし、爪楊枝の先に付けたダイソーアクリル絵の具で慎重に描いていきます。はみ出したらすぐに擦って除去します。

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貫通扉部などはほとんど諦めましたが、それでもやらないよりはマシになった気がします。

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座席を塗り、床下を取り付けます。屋根は先頭部分から現物合わせで切り、クーラー取り付け穴を瞬着パテと硬化剤で埋めます。

屋根をタミヤのアルミシルバーで塗り、トレインマークを出力して貼りました。

カプラーは台車についていたものを短縮しました。

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できました。

まずは一両落成です。
キハ181にはないスッキリとした印象です。

続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/11/08/170505


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