いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

上野駅モジュール改良工事7(取材編)

前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/01/26/223522

ショーティー専用で雰囲気重視で作っている上野駅モジュールですが、どうせ作るなら本物に似せたいという欲が出てしまいます。
過去の鉄道ファン誌や、皆さんにアップしていただいている動画や過去写真を目を皿のようにして観察していますが、そもそも誰も注目したことのない設備などもあり、資料が足りません。

ネット検索してもあまり出てこない場所を中心に取材しましたので、もし上野駅の資料が必要な方がいらっしゃいましたら(いないと思いますが、、、)お役立てくださいませ。写真は令和5年1月のものです。


まずは上野駅の北側、両大師橋からの眺めです。ここは昔から上野駅を一望できるスポットなのですが、新幹線を上野駅地下に通す際に橋脚の作り直しをしたり、大工事があったようです。今はあまり使われてる印象のない地平ホーム手前の電留線ですが、これも5本を3本に減らしつつ、涙ぐましい努力で上野駅の地下工事が行われたようです。


↑この動画、すごいです。


9-10番線ホームから地平ホームに降りる階段があるのを初めて知りました。13番線の先の建物へと続いているようです。



このあたりは写真を撮りまくっていますが、何を焦点にしたかったのかは思い出せません、、、。

16番線からは15番線方向にホームの途中から斜めに進むレールがありました。なんとなく面影が残っていますが、そこを通って「あさま」が「ひたち」と同時発車していきました。



18番線の先っぽは白いカバーに囲まれています。

ブルトレゆうづる」の写真でよく出てくる18番線横の詰所です。これは19-20番線廃止後の新幹線上野駅の構造の上に建てられたはずです。




屋根が斜めになっている、なかなかに存在感を放つ建物です。通気口か、地下への搬入口か。橋からは反対側の様子も見ることができます。大きな扉がついています。


次に両大師橋から上野駅側に降りながら観察します。


この建物には上野運輸区が入っています。




いきなり夜になっていますが、広小路口側に両大師橋下にあった構造物と同じようなものを見つけました。コレを見ると、やはり通気口なのでは、という気がします。





パンダ橋方面へと昇りながら、地平ホームの根元あたりの屋根を観察します。パンダ橋の下から12番線などが見えます。




パンダ橋の上です。下町地区から山の手への避難経路としての役割があるらしく、非常に幅広です。
パンダ橋とパンダ橋口改札をつなぐ通路はまた別の構造物になると思われます。この通路が地平ホームのホームの始まり部から新幹線開業時に作られた?公園口通路延長部までの隙間を覆っているのだと思います。このパンダ橋とパンダ口改札をつなぐ橋通路の左横の位置に公園口通路から12番線に降りる階段があります。

パンダ口改札入口には、改札を出た状態から180度ターンして階段を一階まで降る「入谷口」があります。これは先ほどの上野運輸区の建物の岩倉高校の前あたりに入口があります。この構造は新幹線開業時からあり、この入り口部と00年完成のパンダ橋が連結されパンダ口改札が新設されたのではと思います。


パンダ橋の公園側からの眺めです。
この公園口通路は、大宮方の大連絡橋より古いはずです。公園側から12番線までしか連絡してないもののヨンサントオのころの資料にも存在するようです。ただ、上の写真の外壁を見ると大宮駅の新幹線開業後の跨線橋などとデザインが同じです。新幹線開業時に地平ホームの空中まで延長された際に手直しされたのでしょうか。


公園側から公園口通路屋上の駐車場に上がることができます。


駐車場から見る大連絡橋の東京側です。この向きで見える場所はなかなか限られると思います。



駐車場は地平ホーム上空の、大連絡橋と公園口通路を結ぶ新幹線を機に作られた構造の上にも続きます。上の写真は大宮側・12番線側から公園口通路を見たところです。これもこの向きで見られる位置は限られます。




さらに大連絡橋側へと屋上を進みます。地平ホームの大宮側の先と両大師橋が見えます。この角度も新鮮です。


大連絡橋から13-18番線へ行く時に一段下がる跨線橋構造の上から。


屋上からパンダ園口を望む。


屋上駐車場のパンダ口側の角には出口階段があります。これは知りませんでした。


かなり怖いです。


夜は閉鎖されるようです。


重い扉を開けるとパンダ口改札の入谷口からの階段を昇り切った位置に出ます。


先ほど屋上から見たことを、しつこく地平ホームから確認します。




この黄色いハシゴは国鉄時代の写真にもあるように思います。



柱と屋根の色が異なるのは、異なるタイミングで増築されたからと思われます。





続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/02/10/125746

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