いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

チビ客車用動力のBトレボディ搭載工法6

前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2022/07/24/001042

GSEに仕込んだ記事です↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/12/31/223617

ポケットライン動力をいろいろ検討した記事です↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2022/05/26/074240
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/12/16/145000

チビ客車動力をいろいろ削った記事です↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/12/23/225601

前回12系客車への搭載で、加工法を確立したつもりの、新ポケットライン動力「チビ客車用動力」のBトレボディ(機関車以外)への搭載ですが、車種による違いもあるようで、まだ工法の完成に至っていません。


※新ポケットライン・チビ客車用動力とは、品番11-110を指しています。

今回目指す作業は以下です。
・パワーや安定性に優れた新ポケットライン動力で、7連以上の電車編成を1モーターで動かしたい。
・Bトレボディ取り付け爪のあるチビ客車用動力を使う(Bトレボディは、もともと旧製品のポケットライン・チビ客車用動力の爪に合わせて設計されている。が、新ポケットライン動力に変わり、一見爪の位置が同じであるものの、うまくBトレボディに取り付けられない、というのが、今回の一連の研究の発端です)
・カプラーは電車固定編成の内側で使うので、アーノルドカプラーとして、急カーブにも対応する。
・台車レリーフは、チビ客車用のものを除去し、Bトレ台車レリーフを貼る。※車輪はあくまで2軸ですので、これが許容できる人にしか使えない加工法です。


まず上の写真ですが、新チビ客車用動力を12系客車に取り付けると、ボディが膨らんでしまいます。奥までハマらないので車高も高いです。


このくらい各部を削ると、ちょうど良い具合に入り、車高も合いました(カプラーポケットが下に押される感じはあります)



今回、カプラーポケットは切り離し、別途ボディマウント的に接着することにし、モーターカバーの爪よりも外側を全て除去したところ、かなりボディの奥まで動力がはいり、車高が低くなってしまいました。つまり、動力側の爪だけでは車高をちゃんと保てないのです。
爪の形状をあたらめて見ると、爪は「下に落ちないためのもの」であって、「奥に入りすぎるのを防ぐことはできない」かも知れません。(当たり前のことを言ってるような気もしますが、、、。)
つまり、奥に入りすぎるのを防ぐには、モーターまわりやシャーシの成形をそれなりに残す必要がありそうです。

今回加工しているE531や211系(おそらく似たような形状のE233などの新型車両も)は、ボディ幅が広いのか、上の12系客車取り付け時の写真のように、動力取り付け時に車体が膨らむことがありませんでした。カトーの小型車両用動力を取り付けてもガバガバで、手を離すと動力がポロっと取れてしまう感じでした。このことも車高調整には関係してそうです。

今回は仕方ないので、動力の上側のウエイトやスペーサー(=適当な詰め物)で屋根との間で動力の高さを規定し、アーノルドカプラーのバネ入りカプラーポケットは、そのままボディに接着しました。


当鉄道では、7連以上の電車編成は小型車両用動力2Mで動かしていましたが、ウエイトを積んだ新ポケットラインなら、1Mで代替が可能です。

この捻出した貴重な小型車両用動力を短編成の電車に搭載して動力化してまいります。

というわけで、今回も新チビ客車用動力のBトレボディへの取り付け極意は判明しませんでした。
研究を続けます。

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【Bトレ製品の索引はこちらをご覧ください】
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