前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2022/06/20/205423
シングルアームパンタは苦手です。
模型だと、すぐ壊れるし、立たせ方も安定させにくく、なにより、自分がカメラ片手に列車を追いかけた頃には、そんなものはなかったからです。
ですので、最近は115系でさえシングルアームパンタに換装されたものがありますが、当鉄道では頑なに菱形パンダを搭載しつづけています。
しかし、生まれながらにシングルアームパンタを備えた車両は仕方ありません。
華奢で高価なカトーのパーツを買ってきて、載せ替えるしかないのです。
今回、新幹線こまちを2系列揃えて新幹線熱が高まっていますので、懸案になっていたE3系パンタのN化を進めてみました。
前回の記事に載せた図と写真です。屋根パーツが揃い、なんとか本物っぽい屋根カバーのつながりが出来たと思っていたのですが、大きな間違いがありました。
パンタの向きが間違っているのです。
今回再現しようとした編成は、上の写真のように6連で、両端の先頭車の隣がパンタ車です。
シングルアームパンタ(そうでなくても)は枕木方向に集電舟がついており、これはパンタを畳んだ時にE3系のパンタカバーに干渉します。なので、パンタが畳まれ、集電舟が来る位置のカバーには切り欠きが入っています。
この位置が上写真だと逆なのです。
パンタは編成に2つあり、それぞれ「く」の字型の繋がっている方が編成の外側を向いています。
屋根を外し、交換し、カトーのパンタパーツを接着します。
その過程で屋根パーツに差さるリブを折ってしまうという典型的ミスも、、、。
E3系のBトレにカトーのパンタパーツを付けるには、パンタ側の取り付け用のピンを切ってしまい、屋根側の4つのガイシモールドの上にゴム系接着剤を塗ってつけるのが良さそうです。ガイシとパンタパーツの足のピッチはぴったりでした。
集電舟が横を向いてしまうような気がしますが、まあ壊れやすいよりもいいかな、とも思います。
秋田新幹線の列車の整備がだいぶ進んできました。ローカルな風景と新型車両のギャップが楽しいです。
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