前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/08/03/181802
これが前回の写真です。
※この写真ではパンタグラフカバーなどが途切れています、、、。
この時は4連をなんとか集めて遊んでいたようですが、その後少しずつ増えて6連になりました。が、相変わらず屋根のつながらなさは解決していません。
これを調べていくと、かなりややこしいということが分かりました。
調べた概要としては以下です(Bトレで6連を組もうとした時に関係しそうなところに絞ります)。
・R1編成、R2-16編成、R17編成、R18編成以降で大まかに形が分かれる。
・先頭車はR1は顔が違い、そのパーツがBトレ初回ロットには付属していた。
・Bトレ製品の通常の顔はワイパーが1本の姿で、これはR2-16編成のものに当たる。※この時点で正確にやるならBトレ=R16編成までの姿になる(?)
・R18編成以降は顔のワイパーが2本。
・R17編成は過渡期的な増備車で、それ以前とそれ以降の特徴を併せ持つ。トミックスの旧製品はこれがプロトタイプらしい。
・R18編成以降がトミックスやカトーの現行製品のプロトタイプ。
・今回問題の「パンタグラフカバーのつながり」については、R1-16編成にて14号車が増結され5連から6連になった時に「両端にカバーがついたE328形」が作られた。
・カバー以外の屋根の特徴として、車両間屋根に「ガイシが露出している」のがR18編成以降となる。
、、、ややこしいです。
つまりBトレ製品で一般的なE3系こまち6連を表現しようとすると、「R2-16編成をイメージして、両端カバーありの14号車を組み込みつつ、屋根は端の部分にガイシが露出していないものに統一する」のが正解になりそうです。
E3系こまちのBトレ製品にはどうも12種の屋根、6種の妻面が存在したようです。
その中には端にガイシありの屋根も多いので、これはR18編成以降用になります。先頭部のワイパー2本にこだわらなければR18編成以降っぽいものも再現できる、という感じでしょうか。
まず当鉄道に在籍する先頭車の屋根です。
東京寄りグリーン車用のカバー付き屋根と、盛岡向き普通車のガイシ付き屋根が写っていますが、これの他にガイシのない屋根も存在するようです。これで屋根は3種。
パンタ付き屋根です。パンタと反対側にガイシがないもの、あるものが少なくとも存在します。これはそのままR16以前(ガイシなし)、R18以降(ガイシあり)ということで良いのでしょうか?
※2022/7/22追記。さらにパンタの取り付け向きが内側のもの、外側のものが存在します。(下の写真)
パンタなし屋根です。片側カバー+ガイシ(R18以降14号車)、両側カバー(R16以前14号車)、カバーなし片側ガイシ(用途不明)、カバーなし両側ガイシ(R18以降13号車)が確認できます。
この他にあるとすれば、「片側カバー+ガイシ無し(R16以前13号車)」です。両側ガイシ無しというのは編成上、存在しないと思います。
妻板です。左から「カバーやパンタカバー用」「ガイシ用」「なにもない用」で、上と下が扉の有り無しです。6種あるということなので、この写真の空欄のところに該当するものがあるのだと思います。
さて、屋根についてまとめると
●先頭車
カバー付き
カバー無ガイシ有
カバー無ガイシ無
●パンタ付き屋根(2022/7/22一部追記)
反対側ガイシ有・パンタ内向き
反対側ガイシ有・パンタ外向き
反対側ガイシ無・パンタ内向き
反対側ガイシ無・パンタ外向き
●パンタ無し屋根
両端カバー
片側カバー+ガイシ有
片側カバー+ガイシ無
両端ガイシ有
片側ガイシ有+片側ガイシ無
(両端ガイシ無)、、、存在しない
これで屋根パーツは12種なのだと思います。
というわけで少し整備します。
まず、いろいろオカシイ状態です。屋根だけでなく側面も違うようです。
間違え探しのようになってしまいますが、屋根を変えます。が、ガイシがつながりません。盛岡側先頭車の屋根がガイシ有りしか持ってない時点で、R2-16編成の再現は諦めなくてはならないようです。
先頭のワイパーの数は妥協して、「ガイシあり」「パンタカバーは2対」のR18編成以降っぽいイメージにしてみます。
これで屋根と側面はR18編成以降のものとしてあっているはずです(自信無し)。
※2022/7/22追記 上の写真はパンタの向きが逆でした。パンタ集電舟が収まるためのカバー切れ欠きの場所違いの屋根が存在します。シングルアームパンタの「く」の時の繋がっている方の向きは、2つとも編成の外側が正しいです。
屋根の両側にカバーがあるような特徴的な車両は、ぜひ編成に入れたいところですが、今回は諦めます。
屋根のカバーが編成としてうまく繋がって嬉しいです。
改めて走行化しました。
カトーの小型車両用動力(通勤2)と、小型車両用台車(通勤2)を使います。先頭部のオーバーハングはかなり長く、小型車両用台車はカプラー部を切り落とさなくてもアーノルドカプラーを取り外すだけで首振りを含めた作動は問題ありませんでした。
当鉄道にはなかなか無い絵面です。
ローカル駅を通過する新幹線。新在直通らしい風景です。
このレールを標準軌に見立てるなら、共演車両は701系に絞られます。
奥羽本線には狭軌と標準軌の並走区間もあるので、普通に在来線電車と一緒に遊ぶのもアリですが、少し割り切り難いところもあり、、、
そもそも車体が半分の長さであるのを割り切っているのに、そういうところに引っかかるのも変なバランスだと我ながら思います。
とにかくBトレのE3系はよくできていて、カッコよいです!
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