ついに行くことが出来ました。
歴代ロマンスカーの展示が素晴らしいのはもちろんなのですが、圧巻なのは小田急沿線の新宿〜箱根を再現した超巨大ジオラマです。
まずはお約束の展示車両です。VSEは引退が迫り、前面にマークが貼られていました。
巨大さを伝えられる写真がなく申し訳ありませんが、広い部屋をぐるっと取り囲むように小田急沿線の風景が広がっています。
まずは新宿付近です。
新宿西口の再現度がすごいです。地下駅はエンドレス配線の一部になっているようで、さまざまな16番のロマンスカーが通過します。
お店の軒先です。
背景は時間ごとに、昼、夕暮れ、夜、プロジェクションマッピング演出がループするようです。
下北沢駅です。
片瀬江ノ島です。水族館が楽しいです。
レイアウト本線の接続駅(相模大野?)と片瀬江ノ島で、SEがスイッチバック運転していました。
このジオラマには、有料運転台が2つ設置されています。100円で3分間運転できるもので、本格的なコントローラーにコインを入れると運転可能となり、残り秒数がカウントダウンされるものです。
江ノ島付近に江ノ電の、小田原付近に新幹線ホームと高架線の独立エンドレスがあり、それぞれ江ノ電車両、GSEを運転できました。
箱根湯本です。美しいです。
箱根駅伝のランナーたちが白バイと共に走ります。
箱根登山鉄道はNゲージスケールとなり、列車がスイッチバックしながら登っていきます。
彫刻の森美術館のおなじみの風景も広がります。
このように、同じジオラマの中でスケールを変える手法は、スケールの境目を山などにしてスケール感をわからなくさせることで違和感なく成立していました。また、博物館は視点が割と固定されるのも有利な点だと思います。
ジオラマの左の終端は芦ノ湖です。海賊船や大涌谷の煙が動きます。
これまでも鉄道博物館などに巨大ジオラマはありましたが、沿線をまるごと再現するというのは見たことがなく、非常に魅力的なものになっていました。その中にインタラクティブなエンドレス路線も織り交ぜられ、非常に上手い構成に思います。
知っている風景を見つけるのは鉄道ファンでなくても楽しいと思いますし、また随所に動く仕掛けがあって見つけるのが楽しいです。
自分が見つけただけでも、ビル掃除、イルカ、犬おいかけ、ライブハウス、人工衛星、ゆるキャラ、クラゲ、噴火、海賊船、箱根駅伝などがありました。他にもありそうです。
小田急好きにも、そうでなくても、大変おススメの施設でした。
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