いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ車両】キハ65国鉄急行色

JR化前後の車両や国鉄型をショーティーモデルで集めています。
今回は関東以北では馴染みの薄い国鉄気動車形式のご紹介です。

●キハ65急行色
●発売:パート9(2004年)、他セット売り
●最近の入手難易度★★★☆☆

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キハ65は大出力型の気動車です。
国鉄気動車の代表形式であるキハ58には、駆動用に2エンジンを搭載したキハ58と、1エンジンしか積んでいないキハ28が存在しましたが、冷房化にあたり床下スペースに余裕があるキハ28(や1エンジングリーン車のキロ28)に自車を含め3両分の給電ができる発電機が搭載されました。

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しかし、旧式のエンジンを搭載したキハ58系列では山岳線用には2エンジン車の比率をあげる必要があり、冷房のために3分の1を1エンジンのキハ28にする余裕がありませんでした。

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そこで登場したのが、大出力エンジンを搭載し、自車含め3両分の給電が可能なキハ65です。車体はキハ58の最終増備型であるパノラミックウインドウの前面などになっていますが、客室や側窓は同時期の12系客車に近くなっています。

このキハ65ですが、冷房化の進捗が遅い東日本、東北では馴染みが薄く、主に活躍の場は西日本や信越でした。

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信越方面においては、勾配の厳しい中央本線で運用があり、急行「アルプス」では新宿まで顔を出していたようです。

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模型的にはやはり往年の長大編成のキハ58急行列車に組み込むのがふさわしいと思われます。

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80年代以降はキハ58による長大編成の急行自体がなくなり、各地方のカラーを纏い運用されました。
JR化後の姿では、快速みえ用、急行砂丘用、九州急行色などがBトレでもラインナップされています。

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サービス電源を供給するキハ65ですが、間に非冷房車があるとケーブルがないために給電できなくなるなど、編成を「らしく」するには知識が必要になりそうです。

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当鉄道でも中央信越系ラインナップのお供に運用に入れてみようと思います。

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