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当ブログでは、新製品の発売が途絶えたBトレインショーティーをしぶとく遊び続ける日々を綴っています。
プラレール以上、Nゲージ未満ながら、小径レイアウトの密度的には妙にリアルな瞬間も作れる日本型のショーティーモデル、愛好者の方の輪が続いていくことを願っています。
※詳しくはこのあたりをご覧ください↓
「ショーティーの楽しさについて」
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/08/09/000212
さて、Bトレ残存層にとって、カトーポケットライン新動力と、ますこっとれいん発売は嬉しいニュースでした。
一方で、バンダイ製走行台車T(トレーラー)やバンダイ製4軸動力に続き、カトー製の小型車両用動力が現在品薄になっているのは困った問題です。
Bトレだけでなく、その他ガレージメーカーの指定動力になっていたりするこの製品ですので、また再生産がされるのかなとも期待しつつ、現在そのアナウンスはカトーホームページにはありません。
※2021/12/27追記 カトーホームページの「発売情報」→「在庫検索」に、「2月再生産予定」という表記がありました。よかったです。
もし再生産されるなら、ポケットラインのようにリニューアルされたり、旧型っぽいレリーフのものが追加されると嬉しいですが、まだよく分からない状況です。
さて、このカトーの小型車両用動力ですが、資金が許せばこれを2Mにして8軸集電で電車や気動車に組み込むのが、これまで考えられた最も安定するN化の方法でした。ボギー車なので見た目も好適でした。
ポケットラインの新動力は安定性やパワー、惰性走行など、最新のNゲージの走りに近く素晴らしいですが、2軸である点で集電と見た目の問題があります。
とは言え、1Mでも安定して編成を動かせるパワーと2軸集電の弱みをカバーする様々な工夫は、当鉄道的には最も頼りになる存在です。
最大の問題は、ポケットライン新動力はもはやBトレとのワンタッチ連動を企図されてない点でしょう。基本設計は近いのですが、使うには小加工が必要になりました。これまでも機関車は様々な加工によりN化してきましたが、電車と気動車は、カトーの小型車両用動力がワンタッチで使えるのは良い点でした。
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さて、そういうわけで当鉄道でもポケットライン新動力を電車や気動車に使った作例がありますので、これを振り返ってみます。
まずは、Bトレ最初期の指定動力だった「チビ客車用動力」を使う方法です。今手に入るリニューアル品は走行性能は格段に上がっているものの、Bトレには簡単には装着できません。
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/12/23/225601
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/12/31/223617
この動力は、軸間のディテールは特にないために悪目立ちせずに使えるのが良い点です。ただ、2つの車軸にはしっかりとそれらしいディテール表現がされているので、これをどうするかは悩みどころです。ただ、チビ凸用動力を使うよりは、床板の高さ的にも好適に思います。リニューアル動力はBトレボディにハマらなくなっており、以前の記事を見てもかなり削ったようです(覚えていません、、、)
上記の作例のロマンスカーVSEでは、床下がかなり隠れるデザインなので、あまり違和感なく使えています。
次に候補となるのはポケットライン新動力の中でも「チビ電用動力」です。
チビ電は床下がほとんどボディに隠れるため、動力ユニット側に余計なモールドがほとんどありません。Bトレに引っかかりそうな爪は一切ないため、車高の調整含め完全に自作する人には良い素材です。床下にボギー台車のレリーフを貼れば2軸の違和感を少し誤魔化せますが、かなり薄いレリーフでないとガニ股になりすぎるのが悩みどころです。
作例のスーパーひたちでは、カプラー首振りの自作などなかなかに苦労しているようです。
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/10/22/194000
また、台車レリーフを貼っていますが、他の車両よりもかなり幅が出っぱってしまっています。
※2022/2/10追記 上記スーパーひたちはNゲージ短縮改造なのでスペースに余裕がありました。その後、Bトレ純正品の電車にできるだけ少ない工程でこれを搭載する試みをしています↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2022/02/09/073058
上の写真はチビ電用動力を機関車に使ったものです。台車のレリーフを貼った時の出っぱりは電車ほどは気にならないような気がします。
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/07/29/200721
当鉄道のチビ電用動力利用案件の中では、このDD51に仕込めたことが一番大きな成果です。
バンダイ純正動力を積んでもウエイト不足でなかなか安定走行出来なかったディーゼル機関車を、頼れる一両に変えました。
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/04/19/192617
また、こちらは古い動力をジャンパ線で繋いで、集電軸を稼ごうという試みです。
いろいろ試行錯誤していますが、まだこれだ!という決定版に至っておらず、研究を続けようと思います。
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