前回はこのあたりの記事です↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/07/12/200354
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/02/02/232149
Bトレインショーティーでかつて商品化された蒸気機関車は、大井川鉄道きかんしゃトーマスC 11と、D51各種となります。
「ディフォルメではなく要素を選び取る」ことでショーティー化するコンセプトのBトレシリーズにおいて、見える部品の全てに意味がある蒸気機関車は、最も商品化しにくいジャンルだったと思います。
とにかく全長を60ミリにあわせることで統一されたシリーズは、DD51もDE10も同じ長さですし、もともと本物が短い上信のデキなどは割と実車そのままのモデル化だったりします。
そんな中でD51はテンダーを除いたボイラー部を60ミリにあわせる、という設計思想となっています。テンダーはかなり短縮化されているだけにどうしてもテンダーに対してボイラーが長く見えてしまいます。
またコンビを組ませる12系客車などと比較して大幅に長くなってしまうので、なんとかこれを近づけたい、ということで以前の記事ではC57をかなり無理して短くしました。
次はいよいよ本命のデゴイチに手を出そうと思います。
前回のC57ではトレーラーと割り切り、DD51などで推す運用にしましたが、今回はなんとか自走化できないかと考えています。
テストとして、Bトレ純正のデゴイチのボイラーを大胆にカットしてみました。
、、、なんだかNゲージ短縮のC57やBトレトーマス改造のC11と比べて小さく感じます。
これはNゲージ製品を短縮するほうが良さそうです。
成功率に不安のある改造になりますので、出来るだけ安価なジャンク種車を探します。
なんとかメルカリで見つけたのはカトーの品番206の初期製品です。
※これからもしメルカリに新規登録される方は招待コードBUFJXXを入れていただくとポイントがもらえます。
前回のC57では台枠を自作して、製品の動輪内側の正方形のパーツをはめ込みました。
今回はできれば製品の台枠を使いたいと思います。これは金属製で車輪からの集電により電圧がかかっています。ここにモーターをつなげば回ってくれるような気がします。
今回も目指すはボイラー40ミリ、テンダー20ミリの2:1のバランスです。動輪4つのD級は最初から諦めますが、B級かC級どちらにするかは悩みました。前回のC57に比べてD51は動輪直径が小さく、ギリギリ3つの動輪が入りそうです。また製品はピストンと3つ目の動輪がつながっており、ロッドアクションの要になっていたので、できれば3つ目の動輪までは使いたいと思いました。
というわけでダイソーの金切りノコで頑張って金属ブロックを切っていきます。腕が痛くなります。。。また金属が加熱するので火傷に注意です。
ロッド類の再建は割と簡単にできました。
第2動輪は、なんのロッドにも絡んでいないので適当にはめ込みましたが、位相を適当にするとロッドが引っかかります。
同じカトー製品ベースのC57と比べ、なんだか大きすぎたり車高も高すぎる気がします。。。
動力3つ分ならボイラーが40ミリ強に収まります。うしろの金属ブロックは動輪を回すためのギアを残すために長めに残しています。上に飛び出したギアが大きな減速率を持っていますので、なんとかこれを回し、テンダーでここを隠せれば自走のD51ショーティーを作れるのでは、と考えました。
ちょっと無理目な気もしますので、ダメでしたら潔くトレーラー化し、電機で推します。
やりたいのはEF5861とコンビでのオリエント急行牽引です。
他にも高崎・横川間の最近の運用は、EF641000やEF65500、DD51などを従えていますし、オヤ12-1を作って専用のモーター車にすればよいような気もするので、動力化にこだわることはないかも知れません。
それよりも、省略してしまった先輪により、ポイントやカーブをまともに走るのか、というのが最大の不安です。
続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/09/12/165735
【記事の目次はこちらをご覧ください】
【Bトレ製品の索引はこちらをご覧ください】
【令和版Bトレインショーティー入門はこちらをご覧ください】
↑ここをクリックして飛んでいただくと、より多くの方に見ていただけるようです。ご協力下さいませ。
にほんブログ村
鉄道模型ランキング