いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ改造】サロンエクスプレス東京その3

前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/01/11/103842

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Bトレで発売されていない車両を、ジャンクのNゲージを短縮改造して作るようになって数年経ちました。

未だその道のプロの方に比べて足元にも及びませんが、自分の中ではずいぶん上手くなったと思います。

よく言われるクラフトソーによる手法がどうしても上手くいかず、ニッパーでマスキングした目印線に少し余白を残してカットしてから、ヤスリスティックで追い込むという方法を続けています。
パテで隙間を埋めて再塗装するものは、ある意味思い切りよくやれるのですが、難しいのは塗装をそのまま残すものです。つないだラインが、Bトレ製品にあるパーツ分け線程度の存在感に持っていければと思っています。

さて、改造で作った車種ですが、当然作りたい気持ちの強い順にやっておりますので、好きな車両ほどに技術的に未熟になっていく傾向があります。サロンエクスプレス東京などはその代表例です。

前回の記事で少し手直ししたものの、雑な出来のまま残っている車両を少し更新します。

まず、編成ですがサロンエクスプレス東京は両端で内装や窓配置が異なる展望車と、5両の中間車で構成されます。中間車は6号車のオロ14-705だけが展望車のラウンジにトイレを隣接させるために逆向きに連結されており、側廊下の位置は揃えられたために一両だけ窓配置が違います。

当鉄道の中間車を見ると、全体で5連しか作っていない上に、このイレギュラーな705番が2つも入っていました。おそらく当時、安いジャンク中間車に飛びついたのだと思います。このうち一両は特に出来が酷いので、これを廃車にし、新たにオロ14-701〜704形態を2両新製することにしました。
全体を6連に抑えるのは、少し長すぎることと、フル編成主義が強くなると他のものを作る時に辛くなること、実車が「ゆとり」に再改造された際は6連だったことなどが理由です。

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作業を開始します。
マスキングテープで位置を示し、余白を残してニッパーで切ります。そしてヤスリスティックの400番で追い込みました。ヤスリスティックにはソフトタイプとハードタイプがあり一長一短ですが、ひとつ言えるのはハードタイプを使っても端面の直線の担保にはならないことです。腕の未熟さもありますが、スティックがたわまないハードタイプでも、ヤスリの当たり方がどうしても端のほうで傾いてしまいます。よって、対象をよく見て削りが足りない部分を丁寧に少しずつやるしかないと思います。

接続の端面はダイソーのアクリル絵の具を調色して、車体色を塗ることで目立たなくさせました。接着剤は端面に塗らず、窓パーツに余白を残し、これを糊代にするようにしました。

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廃車予定の右側のオロと、新製されたオロです。だいぶ技術力はマシになっています。

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この写真の右側は存命させるオロです。左側が今回の新製車です。

廃車といっても、隙間をパテ埋めして再塗装すればよいので、なにか別の14系改造車に使えないかと考えています。なにわ、あすか、浪漫、みやび、レガートシート、、、意外に14系改造車はバリエーションが少ないです。

再塗装でサロンエクスプレスに組み込めないのは、窓配置のこともありますが、このマルーン色を缶スプレーで合わせることを最初から諦めているからです。もしタミヤのスプレーなどが合うなら、それも考えようと思います。

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出来の悪い切りつなぎ部は屋根だけパテ埋めするとだいぶマシな見た目になりました。

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撮影しましたが、編成の理解が間違っていました!

中間車は2-5号車はドアの向きが1号車の方を向いており、通路は右側に統一されます。
6号車だけ反転し、ドアが7号車側を向いています。これにより、7号車のラウンジ展望車側に6号車のドアとトイレが向くようになっています。

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展望車も引っ張ったら接続部が取れるくらいの貧弱工作でしたので、ヤスリを丁寧にかけ直し、階段状のクリーム帯を切りつなぎ部を越えた部分にも追加しました。
室内の解釈が間違っていて、両方個室になっていましたので、7号車側はオレンジソファのオープンなラウンジっぽく作り直しました。

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6号車も廊下が逆側でしたので直しました。前回はかなり適当に作っておりました。。。

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今度こそ、これで編成向きは合っていると思います。2-5号車のうち1両減車状態ですが、、、。

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6連はなんだかちょうどよいです。
3連だとプラレール感があり、4連も短編成という印象です。5連くらいからある程度の長さに見えます。

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更新工事によって少し出来が良くなりましたので積極的に走らせたいです。

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