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当鉄道では、トミックスの普通のエンドレスのプランくらいのレイアウトをBトレ専用にしたら、ゆったりして大規模に見えるのでは?というコンセプトで遊んでいます。
組み立て式モジュールの規模が大きくなると、結局組み立てが面倒であまり遊ばなくなり、ミニレイアウトや小さめにモジュールをつないだプランばかりが使われてしまいます。
先日、久しぶりに当鉄道最大のモジュール「雪山のモジュール」を出したところ、トラブルや脱線が相次ぎましたので、思い切って改良工事をすることにしました。
※雪山モジュールについてはこちらをご覧ください↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/02/12/001211
まず、脱線や自然解放多発地帯がこのクロッシングです。
これは、写真左奥で複線の本線のうち外回り線が分岐してから、C103でUターンして戻り、外回り線とクロスしてから内回り線に至るというものです。
客レを簡単に方転できることを狙ったのですが、トンネル内での分岐や超急カーブではトラブルが続出し、億劫になってほとんど使われなくなっていました。
ここのUターン線ごと廃止してシンプル化します。
Uターンからの合流ポイントで、クロッシングとミニポイントがなくなりました。ここは複線本線の線形的には、C140で60度まわる必要があります。が、どうもこれだとボディマウントカプラーや、先頭車のスカートによる首振り制限のある車両では脱線が起きやすく、出来るだけ緩和することにしました。
使ったのは、C177-30とC140-30です。結局C140が一本残っているのですが、使用区間が半分になったことと、C280につながるS字接続側にC177を使ったことで、だいぶ条件が良くなったようです。
当然、半径を大きくしてしまったので、元の接続点にはあわなくなり、端数レールを無理ツナギしながら合わせました。
試運転します。
※結局無理ツナギが祟って脱線の嵐でしたので、いろいろ調整しました。
このキハ85の2両目は、製品版の切り欠きスカートをそのまま使っているため、台車の首振りに制限がありますが、脱線しなくなりました。
支線への高さを稼ぐモジュール(大糸線ダムモジュール)もつなげます。
久しぶりの登板すぎて著しく通電が悪くなっていました(明らかにレールに変な被膜が出来てるような、、、)。
こういう時に役立つのが「集電向上剤LOCO」です。とても高価なのですが、これを車輪につけて、何回かシャーシャー走らせるだけで通電が改善します。
これはやりすぎると、ゴムタイヤが劣化するという話も読んだことがあるので注意が必要ですが、それを考えても圧倒的な効果です。
最大の弱点は、入れ物が小さく、細く、パタっと容器を倒して全部中身がこぼれてしまうというリスクです。これは入れ物をホールドするベースを作って対策しています。
↑Amazonで同名で検索してもうまくヒットせず、到達するのが大変です、、、。
※記事はこちらです↓
集電向上剤「loco」 - いまさらながらBトレにハマる
レールの下に爪楊枝を差し込んで、カクっと勾配変化してしまっているところを改善します。
上記のUターン線の廃線跡からベースに割り箸を差し込んで、地盤ごとジャッキアップします。駅部分に変な勾配ができてしまっており、運転が安定しなかったのを改善します。
これは別途記事にしたいくらい重要な工事なのですが、トミックスポイントP541-15とバンダイ4軸動力の相性が悪く、乗り上げてしまうことが多いのを改善します。
過去、さまざまなことを試しましたが、今はこの方法が最も効くように思っています。
トングレールに突入する前のプラのガイドレールについて、白い0.3ミリプラ板を貼ってメインレール側に太くしています。直前の区間のカーブ具合によって、カーブ外側方向に力がかかりますので、それと逆側のガイドレールを太くして、車体の挙動を引き戻すイメージです。
ちなみにトングレールの先に板を貼ってあるのは、トングレール先端の遊びを減らし、できるだけトングレールが開いた状態を保つことでメインレールとの隙間発生を防ぐ狙いです。
この路線にも列車が戻ってきました。
廃止されたUターン線跡が埋め立てられ、、、
これまで仮設だった水上駅っぽい駅舎が、しっかり固定されます。
外れやすい部分があると遊んでいてストレスになりますので、固着した部分が多くなるのは良いことです。
続きます。
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