いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ改造】キハ22を作る

最近、北海道の車両を増備しています。
そこでひとつ悩ましいのが、北海道の車両は、それ同士でないと共演させにくいことです。
そんな中で本州でも活躍したキハ22は当鉄道にとって、便利な存在です。

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北東北では、キハ52よりもキハ22の方がメジャーな存在だと思い込んでいましたが、実際にはJR化後の早い段階でいなくなってしまったようです。

最近、キハ400やキハ54を作り、二重窓の側面部分の残骸がありましたので、これとBトレ純正品のキハ52を組み合わせればお手軽改造で、、、と考えたのが間違いでした。

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キハ40-100は拡幅車体なので、まっすぐなキハ54の残骸を使うことにしました。400番のヤスリスティックでツルツルにしました。

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ドアを切り、、、

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乗降ドアも端に移して組み合わせます。

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今回は裏に補強を入れずに端面同士を瞬着でつけました。

瞬着パテ、硬化剤、400番ヤスリスティック(ハード)で平滑にします。
サフを吹いて、400番ヤスリスティック(ソフト)で修正しつつ、800番ヤスリスティック(ソフト)で消しゴムをかけるようにキズを減らします。

と言っても仕上がりは雑ですので、あまりご参考にならないかも知れません。サボ受けなどのモールドを残す技術はありませんでした。

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仮組みです。よい雰囲気に思えます。
トイレ窓は新規で開けるのが難しく、シールで表現することにしました。

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屋根はクーラーをニッパーで大まかに削り、裏から平らな彫刻刀を刺して除去しました。

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Bトレ改造でいつも苦労するのは、前面窓が一体成形であることです。
窓をぴったりマスキングするために、一度窓の上に貼ったマスキングテープの上から、なぞり絵のように鉛筆でこすってモールドを描き移しました。
地味な方法ですが、作業性が上がりました。

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サフを吹いて、先頭部はニュートラルグレーに塗り、おでこの屋根をマスキングしました。

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タラコ色に塗りました。今回グリーンマックスの「朱色5号」を初めて買いました。新製車ではなく、よい感じにこなれたタラコ色になったと思います。

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仮組みします。タイフォンは、おでこにあったものを削り、テールライト脇にそれっぽいものを新造しました。

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窓を入れ、サボやトイレ窓を貼りました。
窓は元々のBトレパーツやキハ54のものをできるだけ使い、窓埋めで合わないところは、プラ板を切り抜いてはめました。

今回は側面板を新規で作るような感じになりましたが、前面パーツは製品のままですので、Bトレ組み立て用の黒いブロックパーツを取り付けました。オリジナル窓ではないので、側面との固定には使えませんが、床板をつける際の高さ合わせには重宝します。

カトーの小型車両動力(通勤1)をカトーカプラーに換え、ASSYパーツの複線用スノープラウと、ジャンパ栓パーツを適当に切ってカプラーポケットに貼りました。

ナンバーは、Bトレキハ40用のシールから、「キハ」「22」「202」を切り分けて使いました。前面にナンバーがあると、北海道らしくなります。

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キハ52に比べてスッキリした窓配置が、ローカル感をより醸し出します。

さて、写真を見ていると、キハ22に目立つのがタブレットキャッチャーの存在です。北海道の車両なら、ほかにキハ82やキハ56にもついているようですが、マイクロエース?のキハ22製品では、これのモールドがやたらオーバースケールなこともあり、かなり目立ちます。

プラ板に細いプラ棒を貼り付け、短く切ったものを取り付けてみました。
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、、、太すぎました。

今度は細くして銀に塗ってみました。
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北海道、東北を彩る渋い役者が増えました。
赤字83線っぽいモジュールも作りたくなります。


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