いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

EF81ローズピンクを丁寧にN化する

ピンクのEF81は一番好きな機関車の一つで、東西どこでも走るので、模型遊び的にも重宝します。

当鉄道には、長らく「日本海セット」に入っていた庇付きのローズピンクが在籍しているのですが、庇無しのものを、最新のポケットライン動力でN化することにしました。

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このブログでも何度も記事にしていますが、コアレスモーターやサスペンション機構付きの新動力は、運転の気持ちよさが格別で、これを搭載した機関車ばかりが運用に入る傾向があります。

30年前、トミックスやカトーのNゲージで遊んでいたころに、颯爽とデビューしたのがカトーの「フライホイール付きEF81」でした。たしか3色くらいのカラーバリエーションがあったような、、、。動力車の接点不良により突然の非常停止に悩まされるのは、今も昔も鉄道模型の宿命ですが、そのフライホイール付きEF81は、急停止しても少し惰性で転がるのです。これにより、レールの接点不良エリアから逃れることができ、急停止によるストレスから大幅に解放されました。

今では当たり前の技術なのかも知れませんが、Bトレやナローをやられる方には、未だこの問題は重要で、ポケットラインの新動力は、30年の時を経て、ついに小型二軸動力の世界にも、あの運転感覚がやってきたという感動体験なのです。

以下は牽引力を試した記事です↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/12/05/182444
ブルトレのフル編成も牽けるパワーと粘着性です。

さて、今回N化するのは、庇なしEF81ローズピンクの中でも、白Hゴムが表現された個体です。Hゴムは自分の技術力ではどうしても綺麗に塗れず、Hゴム印刷済みの商品に頼りたくなります。ローズピンクで白Hゴム印刷済みの製品は、おそらく最末期に4軸ダミー下回り付きで製品化された個体と思われます。
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いつものように、ホビーセンターカトーで買ってきたスカートASSYを取り付けます。
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ナックルカプラーに交換します。EF66用という名前だったと思います。

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このカプラー復帰用の板バネは本当に毎回悩まされます。工場の生産現場では、効率の良い組み立て治具があるのでしょうか。

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ヘッドマーク磁石の左右を切り取り、H字を横にしたような形にします。

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ジャンパ線的なものを表現しました。

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この後、Bトレ機関車ブロックの前後の差し込みリブを残して、その周りを除去して、スカートASSYの奥のお面裏側の穴に、リブが挿さるようにします。

次は動力ユニットです。
前回の記事で、この出来の良いユニットをバラすことになってしまいましたが、構造を知ることが出来ました。

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動力ユニットの前後を切り、下側のカバーと上側のカバーを外します。台車やタンクのモールドを除去の上、ヤスリで平らにしました。この作業は分解した方がやりやすいです。

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組み立てます。

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ボディをつけます。

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折り紙で穴を塞ぎました。

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3Dプリンタで、台車レリーフらしきものを作りました。

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切り取り、塗装します。
これがリアルになるほど良いと思いますが、写真の中に比較しているBトレ製品版レリーフと比べると大分見劣りします。
が、以下の条件に合うものがないために自作しました。
・縦幅は、Bトレ台車レリーフより幅広い
・横幅は、Bトレ台車レリーフより狭い
・厚みは出来る限り薄い

パンタや屋上の碍子モールドをダイソーのアクリル絵の具で緑に塗り、高圧引き通し線はてっぺんをグレーに塗りました。
運転台側面窓が抜けているだけだったので、透明プラ板を裏から貼りました。

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できました。

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ヘッドマーク磁石はとても重宝します。
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一応サイドビューも台車っぽいものがついている感じにはなりました。
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白Hゴムは、古き良き国鉄シーンを演出してくれます。
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いつか撮った写真です。常磐線石岡〜高浜間。

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北陸本線新疋田にて。

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再現してみましたが、似せるのは難しいです。

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