北の風景が似合う列車をショーティで集めたり作ったりしています。
前回の記事で書いたキハ40国鉄気動車色を塗り替えて、東北色に改造します。
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/08/05/075225
東日本や上信越で活躍する(した)キハ40と言えば、新旧新潟色、盛岡色、そしてこの緑の濃淡が爽やかな東北地域本社色がメジャーなものとして思い浮かびます。それぞれ運用範囲が広く、期間的にも長く走り続けました。
他に東北上信越地域のカラーのバリエーションとしては、盛岡色の「赤鬼」塗装や、弘前、秋田、青森地区、左沢線、水郡線、飯山線など、それぞれに魅力的な塗装がありました。
今回の東北地域本社色は、かつては小牛田色と書かれていたような気がしますが、急行型電車のグリーンライナー色と合わせ、この緑塗装の気動車が三陸から会津まで網羅する東北を代表するカラーになりました。が、ついに只見線からも引退し、当たり前に見られた塗装は過去のものとなりつつあります。
では作っていきます。
これはこれで貴重な国鉄気動車色のキハに、工場に入場してもらいます。
前面窓をマスキングします。Bトレキハ40は、パノラミックウインドウの切れ目がパーツの分かれ目なので、マスキングは比較的楽でした。窓ピッタリの大きさにテープを切る技術がないので、細く二分割したテープを使い、端を合わせて貼り、窓中央で細い2枚を重ねるようにしました。裏から塗料が吹き込んでしまったことがあるので、裏側もテープ貼りします。
毎回悩ましいのは、クリーム10号の色味です。写真のキハ58たちはBトレ純製品のもので、色が濃く、黄色味も強いです。キハ47新潟色はグリーンマックスの小田急アイボリー(クリーム10号)で塗ったもので、白っぽく、浅黒い感じです。まあ、気動車ですので他の車両との整合性はあまり気にせず行きます。
今回塗ったのは、左下の側板で、余っていたFARBEのクリーム10号を使いました。これはこれで少し茶色っぽいような気もします。
↑グリーンマックスのアイボリーB(西武アイボリー)は、かなり色が濃いです。
グリーンマックスの緑14号を塗りました。
その後、クレオスのルマングリーンを塗りました。Bトレ純正品の黄緑よりも濃いですが、実車写真を見るとこんなものかな、とも思います。
ドアをマスキングするのを忘れました。。。
前面は斜めの塗り分けの下端は垂直になっているところがあり、左右のバランス取りを含めて結構苦労しました。
気を取り直してドアを塗ります。
一旦できました。
。。。なんだかシンプルすぎておもちゃっぽく(おもちゃですが)見えなくもありません。
いろいろ細かいことを追加して情報量を増やすことにしました。
銀のマーカーの中身をタプタプに出して、爪楊枝でヘッドライトに色をつけます。また、ダイソーアクリル絵具の赤をテールライトにつけました。
以前ホビセンカトーで買った「スハネフ14用ジャンパ線」の切れ端を、根本を赤と白に着色し、台車のカプラーポケットに直接つけました。少し内側に寄りすぎてしまいますが、カプラー干渉を気にしなくてよくなります。
列車無線アンテナをつけました。只見線仕様は衛星電話アンテナ?が特徴的ですが、クーラーと合わせてどうするかそのうち考えます。
JRマーク、ワンマン用?の表示窓、Bトレシールの車番などを貼りました。
ホロやジャンパ線をつけました。
Nゲージの残骸から、床下エンジンっぽいものを切り出し取り付けました。床下に何かあると、密度感が出てきます。
ついでにキハ58にも床下機器をつけます。台車の首振りに干渉しないようにします。
調子に乗っていろいろな気動車に床下機器をつけました。スハフ14あたりの残骸からエンジン的なモールドを取り出して使うようにしましたが車両によりまちまちです。詳しい方が見たら違和感だらけだとは思いますが、そもそも台車も正確ではないので雰囲気重視でいきます(そもそも床下機器に対する知識に乏しく、、、)。接着後にダイソーのアクリル絵具でグレーに塗りました。
当鉄道のキハも、だんだん床下になにか積んだものが増えてきました。
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